TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

旅客乗せ宇宙へ―民間宇宙旅行が始まった

米国のアマゾン創業者のジェフ・ベゾス氏が立ち上げた宇宙企業「ブルーオリジン」が、7月20日に、テキサス州から、4人が乗った宇宙船を自社のロケットで打ち上げ、顧客を乗せた初の宇宙旅行に成功した。
 このニュースは、朝日新聞の2021年7月21日朝刊で読んだ。記録と記憶のためにまとめた。
 宇宙船に搭乗したのは、べゾス氏と弟のマーク・べゾスさん、1960年代に女性の宇宙飛行士候補だったウォリー・ファンクさん(82歳)、そしてオランダの投資会社の創業者の息子のオリバー・デ―メンさん(18歳)の四人だ。デ―メンさんだけが、旅費を払った。宇宙船は日本時間で、7月20日午後10時過ぎに打ち上げられた。放物線を描きながら地上100キロを超えて宇宙空間に到達した。宇宙船内は無重力になった。打ち上げから約10分後、パラシュートを開いて砂漠地帯に軟着陸した。(ワシントンより)

 宇宙旅行といっても、たった10分間だ。宇宙ステーションに滞在することは、訓練を受けていないとできないのだろうか?スペース・シャトルが引退したが、民間のロケットで宇宙に生ける時代になった。

『富士』武田泰淳を読み始めた

 『富士』(中央公論)は、昭和46年11月7日に初版が発行だ。昭和46(1971)年4月1日から、私は東京の医学系出版社で働き始めた。よど号のハイジャック事件が起きたのが、昭和45(1970)年3月31日だった。その頃、泰淳さんは、『富士』の最終場面を書いていたらしい。書きあぐねていたところ、あの事件が起きて、『富士』の最終章の筆が進んだと何処かで泰淳さんが書いていたのを読んだ気がする。
 『富士』の舞台は、富士山麓の精神病院である。『序章 神の餌」を読んでみると、富士山の山小屋周辺の自然とリスの様子が描かれている。泰淳さんは、富士山に別荘を持っていて、奥さんの百合子さんの運転する車でこの別荘に行っている。もしかしたら、別荘と言うより、寒い冬場を除いてここで執筆していたのかもしれない。泰淳さんが小説『富士』を書いている一方で、百合子さんは日常の生活を『富士日記』として書きとめていたのだろう。富士日記は、泰淳さんの死後に世に出た。
 「第1章「草をむしらせて下さい」、第2章 美貌青年と哲学少年、まで読んだ。この小説の主人公というか、語り手は、若い精神科の医師である。時代は、太平洋戦争の最中のようだ。舞台の精神病には、様々な患者が入院している。そこへ、憲兵隊の火田軍曹がやってくる。精神病院には、徴兵拒否のために患者の振りをして逃げこんでいるものがいないかを探りに来ているようである。火田軍曹と主人公の医師との会話が延々と繰り返されている。退屈とも思えるこの物語を少しずつ読んでみよう。

介護職員 69万人不足―高齢者数ピーク 2040年度推計

 「介護職員 69万人不足―高齢者数ピーク 2040年度推計」という見出しの記事が、7月19日の朝日新聞朝刊に載っていた。関心があるので概要をまとめておきたい。

 さて、合気道の稽古仲間のひとりが、勤務先の定年(60歳)を迎え、再就職先として介護職を選んだ。自宅の近くの近くの施設なので、職住接近で通勤は楽になったらしい。しかし、勤務がシフト制でなかな厳しいようだ。合気道の稽古は毎週土曜日の午後なので、仕事がはいることが多く、最近は稽古にきていない。ことほど、作用でシフト制もさることながら、介護という仕事は大変でありかつ報酬は恵まれていないようだ。
以下に、新聞より引用する。

厚生労働省は、全国の65歳以上の高齢者数がほぼピークになる2040年度に介護職員が約280万人必要になり、現状と比べると約69万人不足するとの推計を公表した。介護職員は現在も人手が足りないが、今後20年で人で不足がさらに深刻化するとの見通しで、職員の待遇改善などの抜本策が求められている。

 団塊の世代が全員75歳以上になる2025年度には、65歳以上の高齢者は3677万人の見通しで、必要になる職員数は約243万人にのぼる。40年度には65歳以上は3921万人と人口の三分の一超に達するとみられ、必要な介護職員数は約280万人になるという。これを、2019年度時点の介護職員数約211万人と単純に比べると、25年度で約32万人、40年度には約69万人が不足する計算になる。

 介護職員の人材不足の裏には、介護職員の待遇の劣悪がる。報酬が余りにも低いのだ。

視点「処遇改善 介護報酬と別建てで

 担い手がいなくなれば、施設であれ在宅であれ、どんな介護サービスも絵に描いた餅となる。人材不足は、施工から21年が経過した「介護保険制度」の最大の課題だ。
 介護崩壊を防ぐには、従来とは別次元の異なる抜本的な待遇改善んが必要なのは明らかだ。だが、ここに難問がある。介護報酬を大幅に引き上げれば、利用者の自己負担(1~3割)や介護保険料も上がってしまう。利用者も相応の負担をするべきなのは当然だが、介護保険料は上昇を続け、経済的な理由でサービス利用ができない高齢者の存在も指摘されている。利用者の負担増には限界がある。介護職員の賃金アップが、利用者の負担増と連動しないような工夫が必要だ。
 (編集委員・清川卓史さんの記事からが概要をまとめた)

<コメント> 74歳と72歳のわたしたち、夫婦は二人とも、病を抱えながら、比較的に元気に毎日喧嘩しながらくらしている。どちらかが、介護が必要になれば、二人の生活は破たんしてしまうであろう。そのために、毎日、適度な運動を、散歩を行っている。ところが、先日から、足底筋膜炎という病が起こった。糖尿病もあるので、適度な歩行は必須ななので歩けなくなるのは困る。介護職の不足はひとごとではない。とにもかくにも、自立歩行と自律生活を最後まで行う方法を探っている。

『生きていくあなたへ―105歳どうしても遺したかった言葉』(日野原重明)を読んだ

 『生きていくあなたへ―105歳どうしても遺したかった言葉』(日野原重明)を読んだ。先日、稲城図書館の返却棚で私をこの本が待っていた。この本は日野原さんの最後の本だろう。幻冬舎から2017年の9月30日に出ている。日野原さんは、2017年7月18日に亡くなった。この本は、輪嶋東太郎さんが、亡くなる少し前に日野原重明さんに聞いて纏めた本だ。
「この本は、先生が望まれた「対話」の形をとるために、2016年12月29日から、年末年始を除き1月31日までほぼ毎日、ご自宅のリビングルームで行ったインタビューをもとに作られています。」と、「おわりに」に書いてある。

 輪嶋さんは、ヴォイス・ファクトリー株式会社の社長である。この会社では、人形劇からオペラまで、さまざまな舞台を手掛けている。べー・チェチェルさんのコンサートを日野原さんと手掛けた関係で二人は親しいのだろう。

(更新)

今日も朝日歌壇を読む

 歌壇の前に俳壇の句を読む。

<生かされし命に感謝夏椿(神戸市 岩水ひとみ)>⇒ 稲畑汀子
<夏富士や国の衰えまざまざと(本巣市 清水宏日安)>長谷川櫂選:「富士山のそびえる国は何という国だったか」と長谷川さんのコメントあり。
<蛍火も人も命は一つなり(横浜市 飯島幹也)> 大串章

 ⇒俳句は、短くて厳しく生きることを切り取るのだと知った。短歌も強く生きることの鍛錬になるのだと思う。

<政権が人の命を賭け金にこのルーレット回し始めた(東京都 十亀弘史)>⇒永田和宏選:「十亀さん、一人でもそれで死者が出れば、その人命はオリンピックと釣り合うかととい問題でもある。」と永田さんがコメントしている。東京オリンピック開催が目前だ。海外の選手団から、陽性者が出ている。東京都の新型コロナウイルス感染者数は1000人を連日超えている。

<夫婦とは切ないものと思わせる月夜の森の梟聞けば(宝塚市 岸田万彩)>⇒馬場あき子選: 一緒に月夜の森の梟の声を聴くなんて、「切なくなんてない、微笑ましい」と私は思うのだが・・・。

<二人とも介護の職に就く夫婦二台の車揃ふことなし(酒田市 朝岡 剛)>⇒ 佐佐木幸綱選: こういう夫婦がいるんだね。介護の仕事は、労多くして、益少なしなんだね。

<カルピスをスプーンでまぜたら風りんの音がなったよとおうめいの音(奈良市 山ぞえそうすけ)>⇒高野公彦選: そうすけ君の感性はすごいんだね。

<こっそりとやいたクッキーとおてがみにありがとうっててれるパパすき>(大阪市  伊藤蒼一郎)⇒

(更新予定)

 

Human Cell Atlas(HCA)ってなんだ

「Human Cell Atlasは医療に何をもたらすか―ヒト全細胞の「地図」作製に向けた、世界の挑戦」という興味深い記事が、医学界新聞・第3429号(2021年7月19日)に出ていた。筆者は清田 純(理化学研究所生命医科学研究センターゲノミクス研究チームチームリーダー)だ。
 ひとの全遺伝子を解読するというゲノム・プロジェクトが完成したのは2003年だった。その時から、既に18年が経過したことになる。標記の記事を記録と記憶のために概要をまとめておきたい。

<人体を構成する約37兆個の細胞一つひとつの遺伝子発現パターンをカタログ化しようとする壮大な計画、Human Cell  Atlas (HCA) が現在進行中である。HCAは、2016年に発足した国際コンソーシアムで、米国ブロード研究所、英国サンガー研究所、スエーデンカロリンスカ研究所、および理化学研究所が中核機関を担っている。>

 「HCA Ⅾata  Potal ウエブサイト」で、進捗の様子がわかるらしい。