TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧

 映画「帰れない山」を観てきた6月の良き日

映画「帰れない山」をアルテリオ映像館で見てきた。美しい映像に包まれた哀しい物語だった。2022年のイタリアの映画だ。アルプスの名峰モンテ・ローザを背景に、山を愛した父と息子とその友人の織り成す人間模。1984年、アルプスの名峰モンテ・ローザ山麓の…

『孤塁の名人ー合気を極めた男・佐川幸義(津本陽)』を読み始めた

作者の津本陽には、大東流合気柔術の武田そう角を描いた「鬼の冠」という小説がある。 佐川幸義さんは、武田そう角の最後の弟子と言うか、後継者である。私が東京に出てきた1971年頃には小平市で健在であった。私がそのころから合気道に目覚めていたらお目に…

 興味深い記事「対談:認知症予防のエビデンス構築、社会実装のこれまでとこれから」(医学界新聞)を読んで

本日は合気道の水曜日稽古である。夕方から出かけるまでに標記の対談記事をまとめておきたい。今年3月に亡くなった作家の大江健三郎さんも最晩年は認知症気味であったらしい。講演会で同じことを繰り返しお話になったりして周囲に戸惑いの場面もあったらしい…

 2カ月振りの糖尿病代謝内科受診の記録― HbA1cは7.2で横ばいだ

昨日まで長坂から北杜市にある新宿区立グリーンヒル八ヶ岳で2泊3日の温泉旅を楽しんできた。朝食はバイキング形式の食べ放題なのでたくさん食べた。2日間の夕食は懐石料理の和食でクラフトビールと山梨の地酒「七賢」を2合飲んで満喫した。昨日、帰宅して体…

グリーンヒル八ヶ岳とアトリエと野鳥自然写真家若尾親(わかおちかし)さんのこと

北杜市にあるグリーンヒル八ヶ岳に6月24日から2泊3日の楽しい旅を楽しんできた。 『夏山の人寄せつけぬ緑かな』(東京都 松木長勝) という俳句が朝日俳壇に載っていた。まさにそういう緑の中で濃い緑色の空気を感じた。 グリーンヒル八ヶ岳の中にアトリエ…

 四冊の本を携えてグリーンヒル八ヶ岳に遊んだ今日のよき日ー「捨てる」ってなんだ

四冊の本は以下だ。 (1)『人間は、人を助けるようにできている(服部匡志)』(あさ出版) 服部さんは私よりも16歳くらい若い眼科の医師だ。四年間浪人して京都府立医大の医学部を出て医師になった。眼科教授の木下茂先生に招かれて、私淑して、絆されて…

『朝日歌壇、朝日俳壇を今日も読む― 「たましひの話をしたしかたつむり」

昨日から、北杜市のグリーンヒル(新宿区の保養施設)に、四冊の本を携えてやってきた。そのうちの『念ずれば花ひらく』(坂村真民 随筆集)を読み終えた。坂村さんは初めは短歌に打ち込んでいたのだと知った。 <東洋の文芸、わけても日本芸道の特色は、捨…

猿橋にきたよき日に、考えた

グリーンヒル新宿の保養所に泊まりに連れ合いときた。よりよく生きると言ったのは池田晶子さんだった。家内のY子はよりよく生きることをいつも求めている。ワルソー、シエナ、チェスキークルムロフ、いろんな所に行ってきた。今日は猿橋にやつてきた。何かが…

気になる本「ほどよく忘れて生きていく」 藤井英子

表題の本の広告をみつけた。サンマーク出版、1540円。 著者は91歳の診療内科医だという。面白そうなので読んでみたい。実は家内に読んで欲しい。

「サンチョ・パンサの悩み」(『奴隷の寓話―私の読書遍歴』、小島信夫)を読み継いでいる

<つい先日、文庫本で『ドン・キホーテ』六冊を読み終えた。読みながら面白がり膝を叩き、そのくせ、次々と忘れて行った。> 冒頭にこう書いてあった。六冊本というと岩波文庫の正編、続編だろうか。私もこの六冊を持っている。読んだが忘れてしまった。本の…

ゴーヤの棚を作ったあとで大江健三郎『「新しい人」の方(ほう)へ』を借りてきた

ゴーヤ(苦瓜)の栽培は沖縄だけとかつては思っていた。それが10年くらい前から当地(川崎市麻生区)でもあちこちで見られる夏野菜の一つとなった。今年は5月の初めに苗を一株(140円)で購入したほか、昨年の種を蒔いて苗を五株くらい育てた。6月の初めにう…

 気になる本『 J 』(延江 浩)ー これってなんなんー幻冬舎の「めくらまし?」

驚きの広告が朝日新聞朝刊(2023年6月21日)に出ていた。興味深いので引用しておく。この本は幻冬舎の目くらましではないか?実話?みんな興味を以て買いたくなる。買うものか、借りて読む。 <老いてこそ身体(からだ)も心も 業火のごとく燃える愛の軌跡。…

 真向法ってなんだーロコモ体操〜真向法体操と筋トレ〜に参加して

「ロコモ体操〜真向法体操と筋トレ〜」に、先日、6月8日(日)に参加した。「長引くコロナ禍で低下した体力を回復し健康寿命を延ばしましょう!」という趣旨であった。この催しはNPO法人あさお市民活動サポートセンターの主催で麻生市民交流館やまゆりで開催…

「iPS心筋シート 患者へ移植完了」のニュースに触れて

iPS細胞を用いた臨床研究は着実に進められているようだ。私のこのブログでもiPS細胞のことは継続的に紹介してきた。今回も、朝日新聞(2023年6月21日朝刊)の記事から記憶と記録のためにまとめておきたい。 <大阪大は、iPS細胞からつくった心筋シートを心不…

『スウェデンボルグ「霊界」』の第一部 この世から天界へ、を読み始めた

『スウェデンボルグ「霊界」』の第一部 この世から天界へ、を読み始めた。 Part One: From Earth to Heaven 第一章 死後の生の開示 冒頭はこうだ。<歴史に照らし合わせてみると、過去のどのような時代の人々も何らかのかたちで死後の生を信じ、目に見える世…

 6月1日は「世界ALSデー」なんだってー興味ある新聞記事から

本日(2023年6月21日)は東京・御茶ノ水での元の勤務先I書院での同僚たちとの食事会に誘われて出席した。参加者は1943(昭和18)~1947(昭和22)生まれの5名だった。そのうちの二人(KとT)は一別以来、多分、2012年頃に退職してから初めてのことだった。会…

 坂村真民 随筆集 『念ずれば花ひらく』を読み始めたー牛も泣くのである

先日から坂村真民さんの詩集を読んだ。ついで、随筆集を読み始めた。 しばもち しばもちはおいしいしばもちはなつかしい母がいつもつくってくれたしばもち熊本では「いげん葉だんご」という田植ごろになるとどこの家でもよくこしらえこどもたちをよろこばせ…

 科学の「問い」とは?ー永田和宏×山際寿一の対談のこと

本日はドコモが無料で開いている「スマホ教室」に家内のYと参加してきた。スマホもタブレットも音声での問いかけ機能を使うと応えてくれる。これは最近はやりの「ChatGTP」そのもののはしりではないだろうか? さて、帰宅して朝日新聞朝刊(2023年6…

 気になる今日の本『寂しさから290円儲ける方法』(ドリアン助川)のこと

ドリアン助川さんの書かれた「あん」の映画を見た。良い映画であった。清瀬のライ病患者の施設「多磨全生園」が舞台の一つだった。 さて、こんどのドリアンさんの本も面白そうだ。産業編集センター、1760円。 読んだら、感想を書きたいので、記録した。

今日も朝日歌壇と朝日俳壇を読むー「やさしさを受けとめられるやさしさが足りない私はさびしいうつわ」

本日は真向法の無料講習会に午後に参加した。新百合ヶ丘の市民交流施設「やまゆり」で開催された無料講習会のチラシを私担当したヴォランティアの一員として作成した。世の中のイベントンの役にたった。 さて、帰宅して夕方かに朝日歌壇と朝日俳壇を読んだ。…

誌の出版社「思潮社」創業者 小田久郎(おだきゅうろう)さんのことと中村哲さんの本のこと

先日、坂村真民さんと村上昭夫さんの詩集(現代詩文庫)を読んだときに思潮社の小田久郎さんが朝日新聞の惜別欄にのっていたことを思い出した(2023年6月10日)。そこで古い新聞を抜きだして再読した。 <学生時代から、終戦直後の混沌のなかで出版に携わり…

合気道はあなたに自由を得させる・・

本日の合気道の土曜日稽古は遠藤征四郎師範の指導であった。片手取りからの技の稽古をした。あたりと結び捻りからの技の稽古であった。久しぶりの師範の指導であったが師範の姿がなんだか小さく見えた。師範は1942(昭和16)年のお生れなので私よりも5歳年長…

「今日一日のこと」

今日一日は永遠に去れり 今日一日を楽しくいきたか 今日一日を美しく生きたか 今日という日は私の一番若い日 今日一日は私が一番成熟した日 ああ、今日一日が終わる <コメント>」 朝食後に、トイレ掃除を丁寧に行った。 夕方、「念に生きる」(坂村真民)…

 図書館に近い所に住む幸せと気になる本ー村上昭夫詩集を読む

雨が上がり晴れた6月のよき日—16日。町田市野津田の西山美術館に行って来た。先週、6日(火曜日)に行ったら休館だった。その日は美術館周囲の自然観察で済ましてきたのだった。西山美術館はs群馬県勢多郡出身の実業家西山由之さんの個人美術館だ。一階と二…

「見過ごされる出来事」(『奴隷の寓話ー私の作家遍歴Ⅲ』 小島信夫)を読んだ。

小島信夫さんの『私の作家遍歴』をⅠ から読んできていたが、途中で、わき道にそれて別の本に移っていた。小島さんは、この本を小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の項目から書き始めていたが、途中から、ゴーゴリ、ドストエフスキー、トルストイ、チェーホフ…

「糖尿病は100人に1人は寛解」の記事に寄せて

本日は同伴者Yさんの定期受診のために横浜総合病院脳神経センターに行ってきた。午前10時からのアポイントがなんと20分後の10時20分に呼ばれて終了した。次回、9月14日のMRI検査を予約して11時20分には終了した。それにしても、近くに脳血管外科の専門医師…

読みたい本『口訳 古事記』 町田康著のこと

川崎市はもう梅雨入りしたのだろう。先週の台風余波ではなく朝から雨模様だ。昨日、急遽、ジャガイモを収穫。午前中には草をとって夏野菜の植え付けに備えていたら雨が降って来た。午後に合気道の水曜日の稽古に行った。本日は交差取りからの技の稽古をした…

気になる本『老いと腸—名医が教える老けない人の腸活術(江田 証、産業編集センター、1650円)を読みたい

先日から咀嚼を意識しながら毎日の食事をしている。体重58キロ、体脂肪率12%をほぼ維持している。過度の健康志向もいただけないが、わたしはC型肝炎ウイルスと20数年間も共に生きズーっと肝機能が悪く慢性肝炎を持っていた。さらに途中から糖尿病も持つよ…

『人間は、人を助けるようにできている(服部匡志、あさ出版)を読みながら考える

『人間は、人を助けるようにできている(服部匡志、あさ出版)を読み始めた。服部さんは、眼科医で、ベトナムに行って目の手術をしている。それで、「ベトナムの赤ひげ先生」と呼ばれているんだという。 第1章 ベトナムへ 第2章 親父の死 途中まで読んでき…

『東京拘置所 死刑囚物語―獄中20年と死刑囚の仲間たち』(澤地和夫、2006年、彩流社)を読み終えた

著者の澤地和夫さんが起した事件のことは新聞記事で知っていた。偶然に見つけて読んだ本だが感銘深いものがあった。殺人を起こ死刑囚となった人とならなかった人の差は紙一重なんだと思う。本日は後半の2章を読んだ。 第3章 東京拘置所の死刑囚の仲間たち…