TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「小梨平」第一日目~ アーリーチェックインで12時にケビンA1-10棟へ

2021年年に続き2年ぶりに小梨平にやってきた。今回は、予定していた友人Nさんが急遽来られなくなった。その代わり、次女の長女Rが参加した。 以下、記憶と記録のためにために概要を書いておきたい。 ■日程:7月30日(日)~8月3日(木)■〔参加者〕 TT,YT,R…

 夏草や酷暑の夏に今日も読む〜俳壇歌壇わからぬままに

狂ったような酷暑が続く。夕方から4泊5日(車中1泊)で上高地に行く。残していく鉢植えの植物に水やりができないので枯れそうだ。家中のたらい洗面器を総動員して鉢植えを入れ水を差していくことにした。蚊が湧くかもしれない。実は湧くのではなく蚊が卵を産…

 「森村誠一さんを悼む〜 妥協なき 闘う作家との日々」(寄稿 赤川次郎さん)を読む

つい先日、「731部隊」に触れた記事で森村誠一んの『悪魔の飽食』に触れたばかりだった。森村さんが先日(7月24日)に肺炎でお亡くなりなったとの訃報に接した。90歳だった。少しばかりの読者としてご冥福をお祈りする。 さて、標題のタイトルで作家の赤川次…

 気になる本2冊〜どちらも「老いる」がキーワード

本日も夏日。車で同伴者と新百合ヶ丘に出かけた。891円のお弁当を夕食に買ってきた。本日までに庭の苦瓜が6本とれた。苦瓜スライスして鰹節をかけて食す。 さて、本日も気になる本を記録したい。 (1)『老いをみるまなざし〜ドクター井口のチョット一言』…

「伊勢物語」って在原業平が作者では? ~『大人の教科書ー国語の時間』を読み継ぐ

なにし負はばいざ言問はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと 在原業平の歌、「古今和歌集」 (411) 「伊勢物語」 (9段「東下り」 現代語訳はこうだ。 「その名にふさわしいとすれば、さきいてみよう。都鳥よ、私のあの方は無事でいるのかどうか。」 先日、そ…

「幾春かけて老いゆかんー歌人馬場あき子の日々」(映画)にチケットが売り切れちゃった

「幾春かけて老いゆかんー歌人馬場あき子の日々」(映画)を見るために、朝9時15分過ぎに車で出かけた。映画は10時からで上映後に馬場さん本人が来られて「トーク」があるというものだった。ご存知、馬場あき子さんは朝日歌壇の撰者の一人で川崎市麻生区片平…

『城田俊 ハザール ――幻の騎馬民族』の素読をしている ~日本との対比が面白い「二重権力体制」

ハザールはいつの頃の民族なんだろうか?ということで本の巻末に付けられた年表を読みかえしてみた。年表は、402年から1660年までついている。しかし、最後の200年くらいは、ハザールの痕跡をもとめての史実であろう。民族としてのハザールは500年くらいから…

 チンパンジーさんありがとうー「チンパンジー治療成功~実験でC型肝炎ウイルスに感染」の記事を読んで

ニ十数年に及ぶC型肝炎ウイルス感染の除去に成功したのは2018年の4月頃だった。あれから丸5年が経過した。その時から確実に何かが私のなかで変わったのだろう。このブログの開始は2018年8月だった。その頃から潜在的に健康が回復し気力がでてきたのかもしれ…

「不妊治療と両立 柔軟に働けたら・・・」という記事をよんだ

「飲む妊娠中絶薬」の解禁の記事がこの春から数回新聞に出ていた。逆に、「不妊治療」の大変さを報じる報道を読むといろいろと考えさせられる。望まぬ妊娠ということもある一方で、結婚して子どもが欲しくても恵まれない人もいる。 本日(2023年7月24日)朝…

「文体」は感染するーしてもいい ~『私の文学史 なぜ俺はこんな人間になったのか?」を読みながら考えた

『私の文学史 なぜ俺はこんな人間になったのか?』を読みながら考えた。 今日は、 第4回 詩人としてー詩の言葉とは何か 第5回 小説家の誕生ー独自の文体を作ったもの 上の二章を読んだ。第4回の、「詩の言葉」では、「詩とはわからないけどわかるもの」と…

 楽しい日曜日ーー映画「ライフ・イズ・クライミング!」を見てから、朝日歌壇と俳壇を読む

猛暑の昼は映画館に限るね。新型コロナウイルス感染拡大防止のために地元のミニシアター「アルテリオ映像館」が休館していた一昨年は困ったね。ようやく映画館が従来の体制に戻ったので今日も映画に行った。 映画「ライフ・イズ・クライミング!」は見応えが…

合気道の四段審査の日に新聞を読んで— 惜別小阪憲司先生

酷暑のよき日、所属している合気道道場で四段の審査会が行われた。K. T. M.の三名, いずれも50歳前後の壮年期のものが合格した。合気道の場合は四段が審査を受ける最後の段位である。実質上の最高位の段位であある。三人とも見事な技を披露してくれあ。私が4…

眼科医院の待合室で『男の愛(町田康)』を読み終えたー生きるのに意味はいらない

「生きるのに意味はいらない」 76歳にして漸く分かった。若いころは生きるのに精いっぱいだった。少し余裕がでてきた定年後、いっぱしに「俺の一生は何だった」と考えたりした。それも、食うに今のところ心配ない、ぜいたくな恵まれた高齢者だからの甘えだろ…

 731部隊の「職員表発見ー興味深い新聞記事から

本日も熱波の夏日であった。朝から冷蔵庫の野菜室の掃除、トイレ掃除、風呂場の掃除を黴取り剤を使って念入りに行った。 標記タイトルの興味深い記事(朝日新聞朝刊)を読んだ。関心を持ったので記憶と記録のために概要を記しておきたい。ロシア・ウクライナ…

『土佐日記』って知ってるよね!名前だけは—「男もすなる」と女のふりして書いたんだって

三日坊主の代表格が「日記」なんだという。それもそうだろう。それなのに私のブログは随分前「ヤフーブログ」から始めて何を隠そう隠してなんかいないが来月8月25日頃にまる5年が経過する。「石の上にも三年と言うがもう少しで五年を迎える。」このかん何か…

 同伴者Yの高齢者健診に同道してから帰宅して『私の文学史(町田康)』を少し読むー町田さんの原点がわかった

またまた近藤誠さんを引いてしまうが今日は同伴者Yの高齢者健診に車で送りがてら付き合った。文字通り猛暑なので炎天下14時に健康診断にゆくのは誰も勧めないだろう。随分前からのアポイントなので車にエアコンを効かせて送迎した。二人合わせて150歳の高齢…

 猛暑の海の日『男の愛』(町田康、左右社、2022年)を借りてきた

海の日の本日(2023年7月17日)も全国的に猛暑である。各地で37〜39度を超えている。加えて秋田県などの東北地域、さては熊本や佐賀、九州でも豪雨の被害が報告されている。被災された方々の苦難がいかほどかと思うと暑いなど悲鳴をあげてはいられない。とは…

 朝日歌壇夏枯れかなー自分では詠めないが「よくいうよ」

今年の夏の最高の暑い日曜日。春から参加した地元市民の懇親会「楽さん会」の7月会合に朝9時30分から外出して14時前に帰宅した。おそらく外の気温は35度を超えていただろう。 夕刻から朝日歌壇と朝日俳壇を読んだ。安中の鬼形輝雄くんの歌がまた入選していた…

 楽しい美しい厳しい合気道の稽古を目指した!〜気になる近藤さんの本『医者に殺されるなー僕が闘い続けた「医療不信」の正体』

本日は一週間振りに合気道の土曜日稽古に参加。片手取り座技から稽古を開始した。片手取り座技の裏技に気づきあり! 今日も気になった本のことを書いておきた。朝日新聞朝刊(2023年7月12日)に、近藤誠さんの本の広告(ビジネス社、1650円)が出ていた。『…

「知識人」になる夢(『「新しい人」の方へ』 大江健三郎)を読んだ

二泊三日の北杜市の旅に二冊の本を持参した。 往路に『村上昭夫詩集』(現代詩文庫)を読んだ。 滞在中日には、『船を編む』(三浦しをん)を途中まで読んだ。 そして、帰路には「知識人」になる夢(『「新しい人」の方へ』 大江健三郎)を読んだ。引用しな…

 北杜の宿で『舟を編む』を読み始めた

三浦しをんさんの『舟を編む』がロビーの書棚にあり借りてきた。面白い本だと、少し読んでわかった。この本は国語辞典をつくる物語だ。映画にもなっている。 読んだら、感想をかくためにメモ書きした。 続く。

 村上昭夫詩集を携えて北杜市へきた

朝九時に出たのに小田急小田原線の事故の余波で多摩線も遅れて長坂に着くのが2時間遅くなった。特急あずさに乗らないと遅い旅となる。 車中で 村上昭夫詩集 をよんだ。 三つのみち みつの道を考えよう ひとつのみちはさびしいみち ふたつのみちはさびしいみ…

 良き人は去れりー 旧知だったSKさん(整形外科医)が逝去されていた

ふとしたことから旧知の整形外科医SKさんの近況をインターネットで調べた。ところが既に昨年(2022年)2月2日に逝去されていた。余りのことに言葉がない。「善き人は早く去れり」の感が今更ながら強い。かくなるうえは私は読んで書いて生きていくしかない。…

 三大歌集って知ってるかな?―「万葉集」「古今和歌集」「新古今和歌集」だよね

大人の教科書「国語の時間」を昨日から読み始めたんだが面白い。毎週、朝日歌壇を読んでいるけれど原点は万葉集ということになる。「防人の歌」って関東地方から大宰府(九州)の守りに送られた人が作った歌が残っているんだから考えてみると(考えてみなく…

「古事記」ってなんだー『大人の教科書 国語の時間、青春出版社、2002年)を読み始めた

「古事記」は日本最古の文学であり、神々の活躍を描いている。 天武天皇が記憶力抜群の舎人(側近の人)稗田阿礼(この人は女性男性?)に歴史的実を暗誦させた。天武天皇の死後にこの仕事は元明天皇に引き継がれた。そして、太安万侶(おおのやすまろ、こう…

 何もしない日曜日には朝日歌壇と俳壇を読むー 「夏休大きな口をあけて待つ」子どもの歌っていいね!

日曜日は週の終わりの休日と思っていたが週の始まりということらしい。週末は金曜日、土曜日ということになる。現役で勤め人をしていた時代は週末が待ち遠しかった。「水曜日か、まだ2日もある」と、休日がやってくるのが待ち遠しかった。それがどうだろう。…

「感情こそ知性である」(『脳科学者の母が、認知症になる』)を読み終えた

「感情こそが知性である」というこの章が、『脳科学者の母が、認知症になる』という本のハイライトであった。 <アルツハイマー病の人たちには感情が残ってる。物事が正しく彼らに伝わったときには、彼らは以前と同じような感情的反応をする。そのようなとき…

 私の「医人」たちの肖像― (167) 大井玄さんと波平恵美子さんと対談

大井玄さんに直接おめにかっかたのは、1990年代に医学界新聞の企画で文化人類学者の波平恵美子さん(当時は九大?)と対談を行った時である。この企画は同僚のAY君のものだった。AY君が医学界新聞担当から看護書籍部に異動になり看護学テキストのひとつとし…

 アルツハイマー新薬(レカネマブ)を米国FDAが承認

7月7日(金)七夕のよき日、府中市の多摩霊園に隣接した都立浅間山公園に山百合の花を見に同伴者のY子さんといってきた。ここは多磨霊園を訪れた際にいったことがあった。この日、標記のニュースがとびこんできた。朝日新聞夕刊(2023年7月7日)の記事から紹…

『脳科学者の母が、認知症になるー記憶を失うと、その人は”その人”でなくなる?』(恩蔵絢子)を読み始めた

『脳科学者の母が、認知症になるー記憶を失うと、その人は”その人”でなくなる?』(恩蔵絢子)は2018年に河出書房新社から出た本だ。読み始めた。タイトルの、副題の「?」を読み解くと、「認知症になっても、”その人”は、”その人” のままである、ということ…