TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

気になる本『息を吐くだけの健康法』(美木良介著、幻冬舎刊)と私の健康法

『息を吐くだけの健康法―ロングブレスの魔法』という興味深い本(幻冬舎刊)の広告を見た。著者の美木良介さんてどういう人なんだ。裸の写真が出ているが若い人だ。と、思って調べたら、俳優で60歳近い人らしい。興味深い。 実は私の健康法にも「ロングブレ…

新型コロナウイルス国産ワクチンー開発状況(最近の情報のまとめ)

新型コロナウイルス国産ワクチンの開発はどうなっているんだろう。気になるところだ。本日の朝日新聞にタイムリーな記事が出ていたので、記憶と記録のためにまとめる。 モデルナは、オミクロン株について次のように言っている。①デルタ株に見られる感染力を…

新型コロナウイルス新変異株 オミクロンってなんだ

新型コロナウイルスの感染者数が減ってきている。東京都でも一桁、神奈川も同じくらい、全国で200名位まで減っている。ワクチン接種の効果なのかもわからない。一方、ヨーロッパでは新規の感染拡大が再び起こっているようだ。特に、感染力が強いオミクロン株…

酒の功罪

丸山健二という小説家は酒を飲まない人だ。硬質な文体のこの芥川賞作家は、世に出たのが大江健三郎の少し後だった。仙台の電波学園を出て、勤め人をしながら二十三歳で芥川龍之介賞をとった。幾つかの小説を好きで読んできた。しかし、荒唐無稽の物語はよん…

朝日歌壇と俳壇を読む

「生涯の一句これより秋深む(伊万里市 田中南獄)」「亡き人の誰彼に会ふ花野かな(前橋市 荻原葉月)」 ⇒大串 章選 「縄文に一万回の秋のあり(松戸市 橘 玲子)」 ⇒高山れおな選 「縄文時代は1万年続いた。よって秋も1万回。この句が詠うような秋への感…

気になる本『運命の謎―小島信夫と私』(三浦清宏)ほかのこと

本日(2021年11月27日)の朝日新聞朝刊の文化欄には興味深い本の広告が多かった。記憶と記録のために書いておきたい。 (1)オルガ・トカルチュク著『優しい語り手―ノーベル文学賞記念講演』 評・温 又柔(小説家)―なぜ読書で呼吸が整うのだろう (2)『…

「家族じまい」(桜木紫乃)を読み始めた

半年も前に稲城図書館にリクエストしていた、桜木紫乃さんの「家族じまい」がやっと順番が回ってきた。 「ふたりを単位にして始まった家族は、子供を産んで巣立ちを迎え、また二人に戻る。そして、最後はひとりになって記憶も散り、家族としての役割を終える…

座間谷戸山公園に遊ぶ

晴れた日秋の深まりを感じる日だった。朝食、洗濯を済ませてから,庭畑の大根2本と春菊を採取してお土産の用意をした。10時50分に家を出て、11時4分のはるひ野発で小田急小田原行きで海老名に向かった。海老名に11時40分に着く。11時45分頃に、三女の息子の…

『永遠のドストエフスキー―病という才能』第4章 なりすます才能と被害妄想―『貧しい人たち』と『分身』の統合失調症

中村さんのこの本を読みながら、ドストエフスキーを改めて読んでみたくなってきた。『永遠の亭主』や『貧しいひとたち』も『分身』も実のところ私は読んでいないのだ。読書好きのドストエフスキー愛好家も初期の短い作品を読んでいないのではないだろうか。 …

興味深い記事― 時代の栞 「開かれている病棟」 石川信義 1978年刊 精神医療のあり方を問う

興味深い記事が朝日新聞夕刊(2021年11月24日)に出ていた。記録と記憶のために概要を纏めておきたい。 私が子どもの頃には、高崎市郊外の山の中に「あかい家」とい言われた病院があった。差別用語になるが、「き✖✖病院」と呼ばれていて、一度は入ったら出ら…

『永遠のドストエフスキイ―ー』の第3章 犠牲者のいる光景―加虐と被虐を通しての愛

ドストエフスキーで食ってきた人はあまり多くはないだろう。「食ってきた」なんて書くと語弊が生じるが、ドストエフスキーに魅せられて、ドストエフスキーの専門家になって本を書いて生きてきた人のことだ。最近では、中村さんはその一人だろう。途中から、…

気になる本ーコロナ アンビバレンスの憂鬱

精神科医の斎藤環さんが、標記の本 コロナアンビバレンスの憂鬱ー健やかにひきこもるために を晶文社からだした。コロナ禍を生き延びるためのサバイバル指南書 とのキャッチコピーが付いていた。コロナが投げかけた 人は人と出会うべきなのか というこんげん…

『永遠のドストエフスキー』のコラム「ドストエフスキーとチェーホフ」を読んだ

『永遠のドストエフスキーー病という才能』を読み継いでいる。2004年に中公新書の一冊として刊行されたこの本は、もしかしたら中村健之介さんのドストエフスキーに関する最後の本かもしれない。というのは、これ以降に中村さんは新たな本を出していない。 さ…

気になる本『もしあと1年で人生が終わるとしたら?』(ホスピス医)小澤竹俊著、アスコム刊

『もしあと1年で人生が終わるとしたら?』(ホスピス医)小澤竹俊著、アスコム刊、という本が新聞広告にでていた。例によって読まないうちに概要を広告の言葉から記録しておこう。 「我慢して生きるほど人生は長くない! 3500人を看取った医師が考えた1年1年…

「合気道同心会―ホームページ作成」の講習を受けたぞ

「合気道同心会―ホームページ作成」のための研修会を新百合ヶ丘のやまゆりで受けた。2021年12月22日、午後13時~15時30分。仲間のMYさんと一緒だ。MYさんが、ホームページ作成のためのコンテンツ(記事)を予め用意してくれたのでそれが役に立った。綿ℋ氏は…

朝日歌壇と俳壇を読む

「ゆく秋のあとをとぼとぼついていく(栃木県壬生町 あらゐひとし)」⇒長谷川櫂、高山れおな共選: この俳句は、長谷川櫂さんと高山れおなさんの二人が選んでいた。寂しい句だが共感する。「秋深き一人一人に影法師(大月市 藤本 尋)」⇒長谷川櫂さんが、「…

気になる本『ミチクサ先生』を伊集院静さんが出したぞ―KODANSHA

『ミチクサ先生』を、伊集院 静さんがKODANSHAから出した。3年くらい前に、伊集院さんが倒れたので、もう新刊は出さないのかとおもっていた。この本は「日経新聞」の連載の書籍化と知った。長編らしい。「小説よりも面白い漱石の人生。人生はストレートより…

長谷川和夫さん逝く―92歳

2021年11月13日に、長谷川和夫さん(元聖マリアンナ医大教授・精神医学)が亡くなったとの報道が昨日なされた。92歳とのことだ。生田房弘さんも93歳で亡くなった。伊藤正男さんも90歳で老衰で亡くなった。癌などの大きな疾患を持っていなくても、90歳くらい…

朝日歌壇「番外地」選者・佐佐木幸綱―マスクに五輪 歌が生き生き

「朝日歌壇」は、最初の選者があの石川啄木さんなんだと知った。啄木が、選者を務めたのは長くはないはずだ。啄木は、生活のために最初は、校正係になったえ、本郷の床屋の二階から、市電に乗って銀座の朝日新聞社に通勤した。 「働けど働けどわが暮らし楽に…

ニューロダイバーシティーってなんだ?

本日、勝浦帰宅したら、医学界新聞・第3445号が届いていた。<ニューロダイバーシティーで、「発達障害」をとらえなおす>というタイトルの対談記事が出ていた。 ニューロダイバーシティーとは、脳や神経、それらに由来する個人レベルでのさまざまな特性の違…

鵜原理想郷(Ubara Utopia)を散歩した

南房総の勝浦に2泊3日で遊んだ。昨年の11月に訪れてから三回目の勝浦行である。前回は、朝市をぶらついて、近隣の神社を覗いただけであった。今回は、11月15日、午前10時24分発の小田急多摩線で出発した。新百合ヶ丘ー新宿ー千葉ー曽我―上総一宮と乗り継い…

本庶佑氏と小野薬品が若い―オプシーボ50億円支払い

「本庶 佑氏と小野薬品が若い―オプシーボ50億円支払い」という見出しの記事が出ていた(朝日新聞朝刊、2021年11月13日)。興味深い記事なので概要を記録のために纏めておきたい。 <がん免疫治療薬「オプシーボ」の特許をめぐり、本庶佑さん(京都大学特任教…

朝日歌壇を読む

今週の歌壇に、鬼形輝雄くんの歌がまた載っていた。高校の同級生だ。鬼形君は目立たない生徒だったがいまでは立派な歌人だな。高校時代の国語の教師に中金満という若い先生がいた。中金先生は、たしか国学院大学の出身だった。短歌について話してくれたかど…

『芥川賞候補傑作選ー平成①1989-1995』(鵜飼哲夫編)を読んでいる

『芥川賞候補傑作選ー平成①1989-1995』(鵜飼哲夫編)という部厚い本を川崎市立図書館(麻生館)で偶然に見つけて借りてきた。この本を借りてきたのは、車谷長吉さんの『漂流物』が載っていたからである。『漂流物』は、「文学界」の1995年2月号に載ってい…

先端医療研究の記事より―受精卵つくりゲノム編集 遺伝性疾患の研究も容認へ

<内閣府の生命倫理専門調査会は、11月11日、遺伝性疾患の治療法の研究のために新しく受精卵をつくり、ゲノム編集技術を使って遺伝子を改変する基礎研究を認める方針を決めた。総合科学技術・イノベーション会議などを経て、正式に決める。> 以上の記事が、…

ファイザー製新型コロナウイルスワクチン 3回目承認 厚労省18歳

新型コロナウイルスワクチンの3回目接種が実行になりそうだ。私は,2021年6月25日にファイザーのワクチンの二度目を受けた。その8カ月後に3回目となると、2022年2月くらいになる。 ところで、新型コロナウイルワクチンにには反対論者も多い。文藝春秋の11月…

瀬戸内寂聴さんが生ききった―訃報に触れて思うこと

小説家の瀬戸内寂聴さんが昨日(2021年11月10日)に心不全で亡くなったとテレビの報道で知った。99歳だった。つい最近、瀬戸内さんの『花芯』という小説を稲城図書館から借りて読んだばかりだ。日野原さん90歳と瀬戸内さん80歳くらいの時の対談本も読んだば…

生田房弘さんが亡くなっていた―『Glia細胞』のこと

生田房弘さん(新潟大学脳研究施設)の奥方から喪中はがきが届いた。今年の5月26日に93歳で永眠されていたのだ。不覚にもこの情報を知らなかった。シリーズ<私の「医人」たちの肖像>の第129回目にとり上げていた。生田先生には、雑誌『脳と神経』および『…

『痛覚変調性疼痛』と学会が命名―興味深い新聞記事から

<体・神経に傷ない「第3の痛み」解明進む>という表題の記事を読んだ(朝日新聞朝刊,2021年11月8日)>興味深いのでまとめておく。 痛みの発生には、従来、二つのタイプが説明されてきた。一つは、けがや炎症で組織が傷つき、痛みの信号が出ておきる「侵害…

気になる本のこと『自分史上最高の柔軟性が手に入るストレッチ』(村山 巧、かんき出版)

私は、合気道の稽古を30年以上も続けている。合気道の基本は、脱力、柔軟にあり、かつ、柔軟の中から気をだすことである。気を出そうとして力を込めると,本末転倒となる。だから、柔軟性を得るのは頗る難しい。標記の本を読んでみたい。 「初心者でも自宅で…