2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧
不思議な本を読んだ。ステージ4の肺がんが消えてしまうとは考えられない。ステージ4とは普通は「後がない」という段階だろう。 『僕は死なない(刀根健)』は癌から生還した刀根さんの手記と言っていいだろう。かつ、刀根さんの自己分析に基づいた私的物語と…
これは実話なのだろうか?『僕は、死なない』(刀根 健)を読んでいる ~ 不思議な本だ。 ステージ4の肺がんから始まり、肝臓、身体中の骨、脳にまで転移した癌が本当に治るものなのか信じられない。刀根さんの場合は、ALK遺伝子があった特殊なタイプのよう…
「たけやぶやけた」 上から読んでも下から読んでも同じに読める文章を「回文」という。 本日の「折々のことば」に、」鷲田清一さんが面白い「回文」を紹介していた。 良い骨格と ふくよかな腹 シワ無き手 ステキなわしらは 仲良く太く かっこいい (コジヤジ…
「座頭市のこもりうた」(私の「温故知新」)という詩を書いた。昭和44年(1969)に兄が結婚したのだった。同じ年に、長姉と次姉と兄の三人が相次いで結婚した。昭和41(1966)年に北大に入学した私は札幌に住んでいた。同じ年に相次いで兄姉が結婚したので結…
昨年の10月から目白にある東京肝臓友の会でヴォランティアをしている。目白には昭和がある。
認知症と ともに暮らす社会に ~興味深い記事(2024年5月26日、朝日新聞朝刊、「Reライフ人生充実」)読んだ。<厚生省推計「2060年、前段階も含め65歳以上の3人に1人」どう考える>という副見出しもある。 「どう考える」たってどうするんだ。認知症基本法…
「生きることの目的は人格の涵養にあり」 そういうことを内村鑑三さんも京セラの稲盛さんも言っている。すこしだけだが読んで書いて生きているいま私という人間が育ってきたような気がする。 『僕は死なない、』(刀根健)を読んでいたら、私がこれまでたく…
田舎からの電話はいつも訃報なのだった。兄嫁が逝った。5年前には甥が逝った。疎遠にしている田舎の兄からの電話なのだった。こういう電話がなるのは辛い・・。 朝日俳壇と朝日歌壇を恒例に読む。 こうれいを変換すれば高齢と最初に出たり恒例となる! <戦…
「ケエツブロウよー伊藤野枝ただいま帰省中」(劇団青年座、演出=宮田慶子、作=マキノノゾミ)を観てきた。 エンディングの「無政府主義万歳」が訳がわからない。それが不満だった。「はなよあらしよ」(村山由佳)の小説を昨年読んだばかりなので、伊藤野…
皐月25日のよき日に第61回全日本合気道演武大会に参加した。両手取りから呼吸投げ、入り身投げ、小手返し、四方投げの技を演じた。当会の演武は午前の第一部20番の青畳。参加者はS師範以下13名であった。そのあとで靖國神社を参拝した。境内のテーブルで懇親…
今日は何もしないつもりであったが生ごみの処理とピラカンサの枝を切った。そのあと稲城図書館に本を返しに行って来た。なんと昨夜おそくにリクエストしておいた『イワンの馬鹿(トルストイ、北御門二郎訳)と『戦争平和全4巻』(トルストイ、工藤精神一郎…
先日のSS先生のメールで「戦争と平和」(トルストイ)の中のアンドレイが死ぬ間際に見た景色のことなどにも触れもらえてたらとの示唆をいただ。長編「戦争と平和」は確かに読んだ記憶ある。河出書房のグリーン版世界文学全集を保持していると思っていた。探…
記憶と記録のために、<日野原重明さんとインタビュー「『個』の医療の展開を―ホスピタル新時代の幕開けを告げる新聖路加国際病院」~そして「有終の医療」とは?>を再度掲示しておきたい。この文章をSSさんが仙台のSKさんに転送してくれるということだ。SK…
本日は合気道の水曜稽古の日であった。本日は、来たる土曜日に開催される第61回全日本合気道演武大会における演武の稽古をした。今年は、両手取りの〜の呼吸投げ、入り身投げ、小手返し、四方投げ、二教の4つの技のみだ。演武時間はたったの2分なのでこれで…
「iPSから生殖細胞 大量作製 ヒト精子・卵子の前段階(京大グループ)という大見出しが本日の朝日新聞(2024年5月21日)に載っていた。「不妊症など治療 期待」の副見出しもついている。画期的なニュースである。「医学よ、どこまでいくか・・・」の思いもぬ…
大江健三郎さんの本はたくさんもっっている。『洪水はわが魂に及び』『見る前に跳べ』という二冊は小説ではなくてエッセイ集である。大学生の頃に何回も読んだ。新潮社版の「大江健三郎全作品」も二冊持っている。 本日は、井上さんの件の本の、「第三章 ァ…
幼い日に、「いちにさんしご」と数を声を出して数えるのが楽しくってしかたなかった。「数」って何だろう。いきることが楽しくってしかたなかった。貧しいとかそういうのには気がつかなかった。 合気道の日曜日稽古からもどって恒例の朝日俳壇を読んだ。 <…
舞台俳優で演出家の井上弘久さん(71)が5月12日、一人芝居「十六女郎」を相模原市で上演した。私は今回は観ることができなかった。次回のために情報をまとめておきたい。 このの一人芝居は、水俣病の実態を描いた「苦海浄土」で知られる作家の石牟礼道子さ…
本日は合気道の土曜日稽古であった。11時48分に出て12時1分のはるひ野発で新百合ヶ丘に行った。両手取りの各種の技の稽古をした。来週の第61回全日本合気道連盟演武会(日本武道館)の予行演習を行った。本日の気付は、「美しい稽古」「楽しい稽古」であった…
洗面台の排水パイプの掃除を7年ぶりくらいに実行した。洗面台のS字に曲がった排水溝は誰が考えたのか大きなゴミが直には流れなゆおにするための工夫だろう。すぐれた構造だと思う。後で組み立てる際に謝らないようにメモ書きし写真を撮って進めた。約1時間…
5月の三歩会は「鳶尾山」ハイキングであった。簡単に概要をまとめておきたい。日時:2024年5月16日(木)、天候はパラ雨、雲り、午後化薄晴。参加:MM,TM,YT,TT(4名)時間:午前9時30分、小田急小田荒線本厚木駅行程:本厚木駅北口、バス停①より9時50分発…
本日は合気道の水曜日稽古の日であった。参加者は6人と少なかった。昨日の目白での仕事のためか身体の疲れがまだ残っていた。13時からの稽古がはじまったが準備体操のストレッチの際には眠っているようだった。稽古は両手取りの各種の技の稽古をした。呼吸投…
文章を書くのが好きだった。というよりも、唯一、中学生時代に褒められたのが「作文」だった。小学生のときは「朗読」を褒められた。昔の小学校の時代に「紙芝居」というのがあった。今から考えるとA3くらいの大きさの画用紙に絵が描いてあって、その裏側に…
『大江健三郎論ー怪物作家の「本当ノ事」』(井上隆史)を読み始めた。第一章 三つの処女作―「奇妙な仕事」「死者の奢り」「飼育」を読んだ。
編集者の白石正明さんのことが先週(2024年5月10日)朝日新聞朝刊に大きく載っていた。「オピニオン&フォーラム」という文化欄に「インタビユー」形式で紹介記事だ。白石さんは1958年生まれで福祉系の出版社を経て1996年に医学書院に入社した。「シリーズケ…
午前中は「PCパソコン楽会」に参加した。ワードに挿入する「SmartArt」を練習した。使えそうな技術だ。そのあとで、恒例の合気道の日曜日稽古に参加した。本日は肩取りからの各種の技の稽古をした。TNさんとの稽古で、重要な気づきがあった。相手に左肩を掴…
タイトルからみると、この本は大澤真幸・本郷和人さんの共著のように見えた。ところが最後によくみると大澤真幸が著者で本郷和人さんはゲストだとわかった。 本日は、「Ⅷ<女>としての天皇」、「結に代えて 信長はなぜ殺されたのか」までを一息に読んだ。面…
『出版社系国内雑誌のオンライン化の動向―医学書院医学雑誌部の経験からー」 1.”ほすぴたるらいぶらりあん”のこころ(目的)は! 「病院図書室研究会2003年第2回研修会」にお招きいただき、このようなお話の機会を賜りありがとうございます。ただいまごし…
日本ペンクラブに入会して12年くらい経つ。最初の8年位は「電子文藝館」の会員で仕事もしとので意義があった。そのあと特に最近の6年くらいは何もしていない。幽霊会員あるいは無意味会員である。令和6年度の会費2万円を支払った。ということはまだ辞めない…
二冊の本に出会った。 良い日であった。同伴者のY子が金程老人福祉センターにおける絵画教室に参加するので車で送っていった。9時45分には現地に着いたが駐車場が満杯で止められない。仕方がないので諦めて戻って栗平の農協でお金(年金)を降ろした。再び金…