TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

『ヰタ・セクスアリス』(森鷗外、新潮文庫)を読み始めた

 森鷗外のこの有名な小説『ヰタ・セクスアリス』のタイトルだけは知っているが読んだことがなかった。先日、稲城図書館の返却棚で偶然に見つけて借りてきた。読み始めた。こういう話なんだ。

 <哲学講師の金井しずか(さんずい、甚)君は、かねがね何か人の書かない事を書こうと思っていたが、あるひ自分の性欲の歴史を書いてみようと思いたつ。六歳の時にみた絵草紙の話に始り、寄宿舎で上級生を避け、窓の外へ逃げた話、硬派の古賀、美男の児島と結んだ三角同盟から、はじめて吉原に行った事まで科学的な冷静さで淡々と描かれた自伝体小説であり掲載誌スバルは発禁となって世論を沸かせた。>

 本のカバーに書いてあったのを転記した。そういう小説なんだ。これから読み進める。鷗外は軍医それも超偉い地位にあったのだ。ドイツに留学して、ドイツから女性が日本医追いかけてきた。『舞姫』はそういう話だったろうか?ともあれ、読み進める。