TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

気になる本『運命の謎―小島信夫と私』(三浦清宏)ほかのこと

本日(2021年11月27日)の朝日新聞朝刊の文化欄には興味深い本の広告が多かった。記憶と記録のために書いておきたい。

(1)オルガ・トカルチュク著『優しい語り手―ノーベル文学賞記念講演』
 評・温 又柔(小説家)―なぜ読書で呼吸が整うのだろう

(2)『運命の謎―小島信夫と私』
 評・横尾忠則(美術家)―「小説を書け」と魔術に操られて

(3)『人の研究を笑うな―カイチュウ博士81年の人生訓』ー自分の腸で育てたサナダムシ、人も寄生虫も地球のパラサイト、菌との共生を止めた現代人の危険な生活。遺作となった最後の名エッセイらしい。

(4)いせ ひでこ『たぬき』 平凡社―生きるを全身で表わす、たぬきの一家との出会いと別れ、幻のようなお話。待望の新作絵本なんだという。

(5)『真宗悪人伝』(龍谷大学准教授 井上見淳)―善人ではないという自覚。(法蔵館、1,980円)。平安末期から昭和に至る浄土真宗の歴史に名を残す10人に、物語り風の伝記で迫った。(文・吉川一樹)

(6)『すばらしい人体』(山本健人著、ダイヤモンド社)―当たり前の機能に美が潜む。(郡司芽久さんが紹介している)

(7)『恋愛中毒』(山本文緒)、角川文庫、『なぎさ』(角川文庫)、『自転しながら公転する』(新潮社)―作家の村山由佳さんが「ひもとく」で紹介している。山本さんは、先月、膵臓がんで先月なくなった。読んだことのない作家だ。ふくよかな叔母さんの風貌の方だった。村山由佳さんの『風よ嵐よ』も読んだことがない。女性の作家が輝いて見える。