TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

「家族じまい」(桜木紫乃)を読み始めた

 半年も前に稲城図書館にリクエストしていた、桜木紫乃さんの「家族じまい」がやっと順番が回ってきた。
 「ふたりを単位にして始まった家族は、子供を産んで巣立ちを迎え、また二人に戻る。そして、最後はひとりになって記憶も散り、家族としての役割を終える。人の世は伸びては縮む蛇腹のようだ。」
 このように、本の帯広告に書いてある。まさに、私と妻のおかれた今の状況である。
 「ママがね、ボケちゃったみたいなんだよ」と、妹からの電話がある。
 物語は、このようにして始まる。桜木さんあは、「ホテル・ロイヤル」を書いたあの女性作家だ。実のところ、この本を読むのが一寸つらい心境に今はある。でも、読んでみよう。感想は後で・・、書く。