団塊の世代が80歳に近づいた2025年が今なのだ。あさま山荘事件も連合赤軍も私たちの世代が起こしたこと（罪）のはずだ。
先日、新聞で「桐島です」の映画が相次いで封切られることを知って記憶のために書いておいた。折しも、「元連合赤軍メンバー植垣康弘さん死去」の記事が、朝日新聞朝刊の訃報欄（2025年1月25日）に載っていた。心に響いたので記憶と記憶のために引用しながら書いておく。
＜元連合赤軍メンバーの植垣康弘さん（76）が1月23日、静岡県清水市の介護施設で、誤嚥性肺炎で亡くなったことがわかった。静岡県出身で弘前大学在学中に学生運動に参加。1971年～72年に群馬県の山中で起きた大量リンチ殺人事件などに関与し殺人などの罪で服役20年の刑が確定して服役した。1998年の出所後は静岡市内でスナックを経営し、最近では介護施設に入所していた。著書に「兵士たちの連合赤軍（彩流社）などがある。＞
連合赤軍のやったことは私たちの世代がやったことだ。「私はその罪を贖うために生きてきた」というように自らを考えて只管シコシコと生きてきた。
