TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

首里城を見に行く!

 那覇空港から首里までユイレールが開通したのは2003年だという。昨年2019年10月に  まで延伸され全線17キロが市民や観光客の足となっている。それまで沖縄には鉄道がないので市内移動もタクシーかバス利用が中心だった。初めて与論島に行ったときも那覇に1泊して船で渡った。旧首里城もタクシーを利用して見に行った。丘の上の赤い城の記憶しかない。昨年10月31日から11時間にわたって燃え続け、城の主要な建物である正殿、北殿や南殿などが全焼した。数十年かかった復元工事が昨年3月に完成したばかりであた。連日の報道では「世界遺産消失」のみだしが踊っていたが、世界遺産としての価値は失われていないのだという。その理由は首里城は「首里城跡」が構成資産の価値として認められている。地上の建物が消失しても世界遺産としての価値を失ったことにはならないのだとう。とはいえ、首里城の建物は沖縄の人びとの心の拠り所としての象徴としての意義のほうが大きいだろう。

 昨日の夕方に一人で旭橋駅から首里駅までユイレールに乗って首里城公園まで散策した。首里駅の周りには塾とラーメン屋があるだけの田舎駅だ。首里駅からレールしたを戻るかたちで首里城公園を目指して歩いて行った。途中に壮大な禅宗の寺院を左手に見て通り過ぎると首里城だった。その帰りに駅の売店琉球日報を見ると、「首里城消失の原因特定できず」の見出しが見えた。漏電ではとの説も聞かれた。それにしても、あのような貴重な建造物に万が一に備えてのスクリンプラーが設置されていなかっことは管理責任となるだろう。ともあれ、早期の復元を希うばかりである。