TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

バリ旅行~(2)ケチャダンスを見る!

 バリ旅行初日の21日にウルワツ寺院を見学して寺院の先端の山上の舞台で沈む夕陽を見ながらケチャダンスを見るはずだった。バリ旅行の醍醐味はここにありとガイドブックでは宣伝している。よころが大雨で行きの道路は川となりたどり着いた寺院見学は雨と風の中で辛うじてお参りだけした。ケチャを見る山上には足元が危ないの諦めた。そこでバリ3日目の23日の夕方にデンバサールのケチャダンス小屋に連れて行って貰った。ここのケチャダンス小屋は村の「能舞台」のような舞台がありその前面には階段式の観客席が設えてある。観客は200人くらいは収容できそうだ。開演は夕方の18時からなので街中の屋台食堂で小腹をおさめてから少し早めに会場に向かった。入場料は一人10万Rp(1000円くらい)であった。
■ケチャックダンス■
 このダンスは「サンヒャン」というトランス(憑依)ダンスに起源をもつと言われ、1930年代にラマナヤ物語を取り入れて現在の部闘劇になったと言われている。物語は、猿に扮した50人くらいの男性(上半身は裸)による「チャッ、チャッ、チャッ」という大合唱のの中で物語は進行する。登場人物は、ラーマ王子と弟のサクラサマナ王子、シータ姫、そして悪の大王ラワナ、その息子メガナダ。ラーマな王子と悪の大王一族がシータ姫をとりあって戦う。そこに、白い猿のハノマン、猿の王様のスグリワが援軍を伴って登場する。 バリ島に生息する猿は神格化されて悪を挫く存在のようだ。決戦の末に、「ラーマ王子はシーダ姫を連れてアヨディア宮殿へ帰り、いつまでも幸せに暮らしました」とさ、とう物語だ。
■サンヒャン・ジャランダンス■
 トランス状態に入った少年がジャランと呼ばれる馬の模型にまたがって燃え盛る椰子の塊の上で踊るダンスだ。篝火に導かれてトランスに入った少年は火の熱さをものともせずに穂のの上で踊り周る。
 この火踊り(ファイア・ダンス)がこのケチャダンス小屋の売りのようだ。ガイドさんによると観光客に評判のウルワツ寺院の夕陽は素晴らしいが、ケチャダンスの方はデンバサールの方が伝統があり元祖だという。