TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

「私のC型肝炎物語」第4章:空白と試行錯誤の9年間―  (1) 2006年~2008年 (3年間)

(1)「私のC型肝炎物語」 第4章: 空白と試行錯誤の9年― 2006~2008年(3年間)

 

(承前) ■PEG-IFN中止-試行錯誤が続く■

59歳時の2006年に、PEG-IFN治療に失敗した。その後、2011年1月の退職を挟んで2015年4月、MSD社の治験で飲み薬(インターフェロンフリー)による治療を行うまで、9年間の経過観察の時間が経過した。その間、2010~2011年にかけては、本郷の医院へ週3回ミノファーゲン静脈注射にも通った。

■勤務と通院の狭間で・・・■

ペグインターフェロン(PEG-IFN)治療に失敗してからも、当然ながら東大病院(HCV内科)通いを継続した。従前どおりに、ウルソ服薬をしながら経過観察という病院通いとなった。勤務との兼ね合いで1回の受診時間を短くするため、採血と診察を分けて実行した。火曜日に採血をしに東大病院に行く際には、その前夜は夏目坂の隠れ家に宿泊した。本郷の勤務先まで30分で行けた。午前7時30分に出社して、短時間で仕事の段取りを付けてからタクシーで8時15分の受付開始に併せて東大病院に行った。午前9時前に採血して9時30分には会社に戻って企画会議に参加した。月に1回の超音波検査の際は、金曜日の午前9時から実施できるようにした。採血して1週間後の同じく金曜日午後13時過ぎに診察を予約した。こうすると12時からの昼休みを利用して最短時間で受診できた。このようなことが出来たのも勤務先のI書院が、東大病院の至近にあるという地理的な特典を最大限に利用できたからに他ならない。しかも、私の病院通いは、直属上司と家族以外は知らないことであった。東大病院は最大の仕事先であったので業務で東大病院と東大医学部を頻繁に訪れていた。公私混同の誹りはうけるとしても、こうするしか対処方法がなかったのだ。

  • 2006(平成18)年10月~12月:

以下、東大病院における受診の日々を振り返る。消化器内科を「HCV内科」と表示する。糖尿病代謝内科を「DM内科」と表示する。糖尿病は英語で、Diabetes Mellitusなので、DMと略す。糖尿病の場合は、合併症として網膜症が最も起こりやすいので、2005年頃から東大病院眼科も定期的に受診していた。

10月27日(金): 東大病院HCV内科の主治医の今村 潤先生が、IF治療継続を前提として血液検査と診察予約を、13時32分に入れてくれていた。しかし、前回10月20の受診で、IF治療を中止したのでこの診察はキャンセルとなった。

10月31日(火): 午前7時47分~9時45分。東大病院DM内科の大杉満先生を受診し

た。大杉さんは信頼感のもてる気さくな医師であった。慢性疾患における長年受診の際には主治医との信頼関係が大切な要素の一つだ。採血の際に、内科受付前に採血をできる「裏技」を教えてくれたのも、実は大杉先生であった。受付に並ぶ手間が省けるので採血の順位が早まるのだ。

11月10日(金): 午前9時に東大病院で、超音波検査を実施。同時に採血して検体検査を依頼した。

11月17日(金) :東大病院で午後13時12分に、HCV内科の今村潤先生の診察。1週間前の10日(金)の血液検査と超音波検査結果を踏まえての診察(経過観察)が始まった。

12月26日(火):午前7時55分~9時15分。東大病院のDM内科の大杉先生を受診。

これ以降は、慢性疾患に対するフォローアップとして、C型肝炎に対してはHCV内科で対症療法(ウルソの服薬のみ)に移行したので受診は2カ月で一度になった。糖尿病については、グリミクロン20㎎、血圧降下剤ブロプレス4㎎が処方された。こちらも2カ月に一度のDM内科受診が必要となった。

  • 2007(平成19)年1月~12月(60歳):

2007年1月7日で私は満60歳になった。

以下初期2年間の受診記録の概要を掲示する。

1月26日(金): 東大病院で8時15分~8時50分に採血。13時24分にHCV内科の診察と処方。

2月23日(金): 午前9時に、東大病院で採血と超音波検査。13時50分~15時に東大HCV内科の受診と処方。

2月27日(火): 7時45分~9時45分に東大病院DM内科の大杉先生の受診と処方。

3月30日(金): 8時~10時。東大病院で採血と超音波検査。

4月6日(金): 13時~。東大病院HCV内科の今村先生の診察と処方。15時前から大阪出張に出る。第27回日本医学会総会の取材であった。

4月24日(火): 7時50分~9時25分に東大病院で採血。11時10分~11時55分。DM内科大杉先生の診察と処方。

6月19日(火): 7時50分~9時25分に東大病院で採血。DM内科大杉先生の診察と処方。

7月13日(金): 8時~9時15分に東大病院で採血。13時36分から、東大病院HCV内科の今村先生の診察と処方。

8月8日(水): 10時~13時に汐留で出版健保の定期健診を受ける。

■激務の中でポーランドへ旅した■

8月9日(木)~16日(木): 7泊8日でポーランドに旅した。

8月28日(火): 7時30分~9時15分。採血してDM内科大杉先生の受診と処方。

10月5日(金): 8~10時に超音波検査。

10月12日(金): 8時15分に採血。午後13時30~14時に今村先生の受診と処方。

10月30日(火): 7時30分~9時20分。採血してDM内科大杉先生の受診と処方。

12月14日(金): 7時55分に東大病院で採血。午後12~14時に、HCV内科の今村先生の診察と処方。

  • 2008(平成20)年1月~12月(61歳):

1月8日(金): 7時30分~9時20分。東大病院で採血とDM内科の大杉先生の診察と処方。

2月13日(水): 7時30分~10時00分。東大病院で採血と超音波検査。

2月15日(金): 12時30分~14時00分に東大病院のHCV内科・今村先生の診察と処方。

16時5分羽田発のJAL便で高松へ出張した。19~21時に、雑誌「糖尿病診療マスター」の編集会議に参加した。

3月11日(火): 7時30分~9時40分。東大病院で採血とDM内科の大杉先生の診察と処方。

4月25日(金): 7時55分に東大病院で採血。午後12時~14時にHCV内科・今村先生の診察と処方。

5月20日(火): 7時00分~9時30分。東大病院で採血とDM内科・大杉先生の診察と処方。

6月20日(金): 8時~13時に汐留で出版健保の定期健診を受けた。

7月4日(金): 12時30分~14時00分に東大病院・HCV内科の今村先生の診察と処方。

7月29日(火): 7時30分~9時35分。東大病院で採血して、DM内科・大杉先生の診察と処方。

8月30日(月): 8時00分~12時00分。東大病院の眼科受診。

10月10日(金): 7時30分~9時に東大病院で採血。午後12時~14時にHCV内科・今村先生の診察と処方。

11月6日(木): 13時00分~14時30分。東大病院眼科受診。

11月12日(水): 9時14分~10時30分。東大病院眼科受診。

12月2日(火): 7時20分~9時25分。東大病院で採血してDM内科・大杉先生の診察と処方。

12月17日(水): 7時00分~10時00分東大病院で、採血と超音波検査。

12月19日(金): 13時00分~15時00分。東大病院HCV内科の今村先生の診察と処方。

(2019. 6.19)

(「私のC型肝炎物語」 第4章: 空白と試行錯誤の9年―〔1〕 2006年~2008年―3年間)