TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

『暗夜行路』(志賀直哉)を読み始めたぞ

 『暗夜行路』(志賀直哉)を読み始めたぞ。この小説はは、多分、中学が高校の国語の教科書に一部分が載っていた。主人公の時任謙作が、鳥取の大山という霊山に登る情景が載っていたと思う。「六根清浄御山は晴天」という声を出しながら登っていくのだったと思う。
 それにしても、『暗夜行路』ってこんなにも暗いテーマの物語だったんだ。 冒頭に、「武者小路実篤兄にささぐ」という献辞が付いていたのだ。

 岩波文庫版の、表紙の見返しにこうかいてあった。「祖父と母との不義の子として生まれた宿命に苦悩する主人公時任謙作は、単身、尾道に向かい、千光寺の中腹の家を借り、一人住まいを始める。・・・・」と、前編の粗筋がかいてあった。これから、読んでいく。