TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

12年目の「3.11」と新型コロナ「5類」対応―外来負担インフル並みに

 2011年3月11日。私は64歳の春だった。2週間前の1月28日でおよそ42年間勤めた出版社の勤務を終えたばかりだった。1月28日からは顧問という立場になったので週に3回くらいの頻度で出社して週に2回程の雑誌委員会に出席することと併設財団で発行している雑誌の編集委員会に出席することだけが義務であった。あとは当時も治療継続をしていたC型ウイルス肝炎のために文京区本郷の東大病院に通院すること、近隣のクリニックでミノファーゲンの静脈注射に通うだけがルーチン・ワークとなった。64歳というのは今から考えるとずいぶん若かつたのだ。
 「3・11」。その日は偶然にも本郷へは出勤せず、海老名市に住んでいた次女宅に妻のY子と訪れていた。少し遅めの昼食を済ませ暢気に私は午睡をしていた。そのときにあの地震が起きた。

 <全国で関連死を含む死者・行方不明者が2万2212人となった東日本大震災から、2月11日で12年を迎える。津波の被災地で住まいやインフラの整備がほぼ終わり、被災者の心のケアなどに課題の重点が移る一方、東京電力福島第一原発事故の被災地で復興の遅れが目立つ。放射線量が高くて住めないとされた帰還困難地域の一部で、昨年から避難指示が解除され始めたが、地域の再生にはなお難題が山積する。>
 (朝日新聞朝刊の記事より)

東日本大震災の被災状況■
岩手県 4,675人(死者)1110人(行方不明者)470人(震災関連死)578(県外避難)

宮城県 9,544人    1213人       931人       1221人

福島県 1614人     196人       2335人      21101人

3県合計 15833人   2519人       3736人      22900人

 

新型コロナウイルス「5類」対応へ

 <政府は2月10日、新型コロナウイルスを「5類」に引き下げる5月8日以降の患者の医療費負担、医療提供体制について発表した。医療費は無料だった検査料などが自己負担となり、外来での患者負担は季節性インフルエンザと同程度となる。>

<コメント>
 上記の変更は要するに「新型コロナウイルス」に罹患しても特別扱いはしませんよということだ。私の周りでも合気道の仲間、娘の家族も含めてかなり人数が新型コロナウイルスに罹患した。私自身が罹らなかったのが不思議なくらいだ。
 ということで最後に本日の気なる本の広告から記述しておきたい。
(1)『牧野富太郎の植物学』(田中伸幸、NHK出版、1,023円)
(2)『102歳の一人暮らし』(石井哲代、中国新聞社、1540円)
(3)『成熟スイッチ』(林真理子講談社現代新書、924円)
(4)『さみしさは彼方―カライモブックスを生きる』(奥田直美、奥田惇平、岩波書店、2,200円)