伊豆高原の大田区立学園に2泊して近隣の城ケ崎海岸沿いの自然探索路を歩いてきた。帰りに伊豆高原から熱海経由で小田原にもどり大雄山鉄道で諏訪野原公演の空中の散歩道を上って梅園祭に立ち寄って来た。
東風吹かば匂いおこせよ梅の花あるじなしとて春な忘れそ(菅原道真)
意味は、「わが家の梅の花よ。東風が吹いたら、私のいる大宰府まで匂いを届けておくれ。主人がいないからと言って、春を忘れてはいけないよ。」というのだ。
道真は、京都から九州大宰府に飛ばされてしmじゃったんだね。そこで、京都の自宅に残してきた梅の樹を思い出して、上のような歌を詠んだんだね。
フラワーセンターには、なん百種類もの梅の花が咲いていた。梅の花は桜もそうであるが,葉っぱが出る前に花が咲き誇るので、「花咲か爺さん」の故事を思い起こすまでもなくまるで枯木に花が咲くように見える。梅の花をみると、上で紹介した、菅原道真の歌を思い出すのは私だけではないだろう。