TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

 松岡正剛さんてどういう方か ~「編集工学者」って?

 <一 編もすべてを捨てよといい、道元もすべてを捨てよという。一編が私淑する空也の思想を受けつぎ「捨ててこそ」の一念に徹したように、道元も自己をすてよという。>

 冒頭の引用は、昨日よんだ瀬戸内寂聴さんの本からだ。
 「捨てる」ってどういくことか?むしろ私はゴミまで捨てずにとって置く。「もういつ死んでもおかしくない年齢」になってしまった。それなりに、こうして書き連ねている。立花隆さんの本を読んで「自分史」のような文章を書いてきた。さらにまた、ブログを書き連ねている。「私の人生はなんだったのか?」を問い続けている。今の、結論は、稲盛さんや内村鑑三さんに見倣って、「生まれた時よりも美しくなってしにたい」。こんなことを考えているようでは、まだ捨てきれていないのだな。

 さて、松岡正剛さんという方の名前は知っている。本は読んだことがない。評論家だと思っていた。松岡さんが、樋口覚さんの仕事を高く評価していた記憶がある。昨日の朝日新聞の連載「語る -人生の贈りものー」という記事に松岡正剛さんが載っていた。全14回シリーズの初回だ。肩書が、編集工学者とある。興味を惹かれた。

 <作家とも編集者とも言いきれず、編集工学研究所の所長や角川武蔵野ミュージアムの館長は役職に過ぎない。受け取った名刺にも、肩書はなかった。>

 <もともと「わかりやすさ」に対して抵抗があr8うんですね。・・・むしろ複雑なもの、畳み込まれたmこの、組み合わされたもの、重畳的でrと言うことに、ものすごく惹かれるんです。・・・>

 格好のよい写真が載っていた。1944年生まれなんだって。継続して読んでいく。