TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

興味深い本『愚道一休』(木下昌輝、集英社)のこと ~愚道は求道か

 朝日新聞(2024年7月17日)夕刊に「愚かでもいい 一休さんからの応援歌」の見出しで『愚道一休』(木下昌輝、集英社)が紹介してあった。

 一休さんといえば、頓智一休さん、子どものころから知っている。良寛さんといえば、新潟のほうのお坊さんで子どもと遊んでいる。そんな知識しかない。

 <「愚かな人だと思った。でも、生き方が芸術品なのです」。木下さんから、そんな一言がこぼれた。>

「女性と酒を愛し、風狂を尽くして80代にいたる生涯を追いかけた物語だ」とある。禅僧(一休宗純)でありながら、酒を飲んで女性ともつき合ったのか?なまぐさ坊主だったのか?

 <ちまたで、「一休」さんと親しまれたのはなぜか。「権力者をやっつけるパフォーマンスに芸がある。ひとをディスる時の美学がある。失敗したらバカにされる危うい場所にいながら。それがかっこいいからでは」>

 興味深い本なので記憶と記録のために書いた。著者の木下昌輝さんって何者か?しらない。この記事は河合真美江さんの署名記事だ。うえの記事の中で「ひとをディスる」という言葉あるが、私の語彙にはない。ひとをディスるって、ディスレスペクトってことかな? つまり、ひとを尊敬しない、ひとをけなすっていう意味かな?最近、よく目にする。あとで調べてみたい。

 最後に、本日、若葉台稲城図書館で5冊の本を借りてきた。

(1) 『身体(からだ)の言い分』(内田樹・池上六朗、毎日新聞社、2005年)

(2)『日本語を取り戻す』(小田嶋隆亜紀書房、2020年)

(3)『その油をかえなさい!』(内海聡あさ出版、2015年)

(4)『戦争と平和2』(トルストイ、新潮社)

(5)『戦争と平和3』(トルストイ、新潮社)

 いずれの本も先日来読んでいる本の関連である。最近は発行年を意識している。早く読まないと(古典ではない本でも)著者が亡くなってしあっているのだ。