TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

気になる本のことについて書いておく―『あるヤクザの生涯―安藤昇伝』(石原慎太郎作)

石原慎太郎さんがまた本を書いた。この人はやはり政治家よりも作家が似合うと思った。文藝春秋の6月号(2021)に「晩節における『死』との対峙」という特別寄稿を寄せていた。 「最近私はあくまで私の死後に出版する約束で私の一代記を書きはじめたが、八十…

新型コロナウイルスワクチン一度目の接種を完了して思うこと

朝から生憎の雨であった。本日は待ちに待った、新型コロナウイルスワクチン一度目の接種予約日であった。4月29日に接種券が届き、5月8日に接種予約をしたので、漸くの感がある。接種は小児外科川口クリニックにした。小児外科であるが、チョットした風邪、消…

iPSで難病の仕組み解明ー拡張型心筋症「遺伝子治療が有望」の記事を読んで

<iPSで難病の仕組み解明ー拡張型心筋症「遺伝子治療が有望」(阪大グループ)の記事が出ていた。6月2日の朝日新聞夕刊だ。拡張型心筋症といえば、治療法がない難病の一つだと思っていた。画期的な記事なので、瀬川茂子さんの記事から引用して概要を、記録…

「フジター色彩への旅」箱根ポーラ美術館を見てきた

昨日から箱根にきた。2日目の今日は朝から仙石原のポーラ美術館に行ってきた。 折よく、藤田嗣治の「フジター色彩への旅」という特別展示が開かれていた。藤田について多くを知っているわけではないが、パリで活躍したピカソをしのぐような画家と野認識があ…

吉村 昭 「暁の旅人」 を読んだ

「暁の旅人」は、のちに順天堂大学となた順天堂の礎を築いた松本良順の波瀾万丈の物語である。良順は大蘭方医の佐藤泰然の次男に生まれた。良順は幕府の奥医師である松本良甫の婿養子となり娘登喜を妻とした。時代は、安政から江戸が瓦解して明治に雪崩れ込…