孫の通う小学校が新型コロナウイルス感染対策で休校になってから10日が経過した。3.12の本日は天候が回復するというので小田急線秦野駅から弘法山公園・吾妻山コースに暇を持て余している孫二人を連れて行ってきた。歩行距離は7.5キロメートル、標高差は120メートル、歩行時間は2時間10分とある。天候にも恵まれ、私たちと同じように休校となってしまった小学生を連れた母親あるいは家族連れも多く見られた。これも今年の春特有の現象に止まって欲しい。
朝8時35分に家をでた。8時47分はるひ野駅発で小田急多摩線に乗り新百合が丘で小田急小田原線に乗り換え海老名に8時33分についた。海老名駅で孫二人と合流して10時10分頃に秦野駅についた。秦野駅から水無川沿いの道をのんびりとあういて20分くらいで弘法山入り口から山道に入った。11時30分くらいには最初の浅間山に着いた。浅間山はいいろいろな所にある。「せんげん山」は富士山信仰の山の名称らしい。ここからは富士山が見えるのであろう。浅間山から30分くらいで権現山に到着した。権現山で持参のお握りと豚肉の照り焼き弁当を食べた。権現山の頂上は広々としており360度の展望が開けている。南側の対面には渋沢丘陵が見える。その左手には二宮の方向に海も見える。海に浮かんでいるのは伊豆大島のようだ。右手の方には丹沢山系と富士山もみえるのだが今日は雲に隠れていた。権現山頂上広場で珍しい蝶を追いかけたりして孫たちも他の子どもたちも元気で走り回っていた。コロナウイルスによる急な長めの春休みのお陰で稀有な体験ができたようだ。
権現山を後にして、弘法山、そして吾妻山を経て、鶴巻温泉駅に降りて来た時には夕方の4時を過ぎていた。コースタイム2時間10分のみちのりを私たちは5時間かけてゆっくりと文字通りハイキングを楽しんんだ。