TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

朝日歌壇と俳壇を今日も読む ー歌が詠めない私が歌を読む

<知りません覚えていません分かりませんそんな政治家もういりません(岡山市 伊藤次郎)⇒永田和宏選:
 こんな短歌が詠まれて、また入選するってなんだ。政治家ってそんなものか?

 今週も、常連の奈良市の山添さん親子、観音寺市の篠原俊則さんの歌が複数選ばれていた。上手い歌なんだがつまらない。自分では詠めないのに批判するわたし。

<金色の折り紙二枚でお願いをきいてくれますとなりの男子(奈良市 山添 葵)⇒高野公彦、馬場あき子共選:
<アゲハチョウのむしゃむしゃ五郎のえさがないレモンの葉っぱをだれかください(奈良市 山添聡介)>⇒高野公彦、馬場あき子共選:
 山添君、やはり歌人だね、自分の気持ちを57577にのせている。

<子に髪をあらってもらう言うことをよくきく大型犬の気持ちで(奈良市 山添聖子)>⇒永田和宏選:

<道端にごろんと一匹スズメバチこんな終わりも有りかもしれぬ(匝瑳市 木村順子)>⇒佐佐木幸綱選:

俳壇に移る

<生甲斐も目標もなし冬立ちぬ(茅ヶ崎市 内海清女)>⇒小林貴子:
 「生甲斐は俳句つくりに、目標はもう一句入選に使用」と選者の小林さんがコメント。その通りだね。

<激しく豊かに少年の白息(岐阜県揖斐川 野原 武)>⇒長谷川櫂選:
 「575の定型に収めれば、失われてしまう詩情」と選者のコメント。その通りだね。俳句もこんなに自由でいいんだ。

<無欲とは大きな欲や日向ぼこ(多摩市 金井 緑)>⇒「確かにその通り」と大串さんがコメント。日向ぼっこの懐かしい時期になった。「ぼっこ」ってどういう意味かな?