TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

 気になる本『うつ病になってマンガが描けなくなりました』(相原コージ、双葉社、1,650円)

 『うつ病になってマンガが描けなくなりました』(相原コージ双葉社、1,650円)の広告が出ていた。ギャグ漫画界の巨匠、突然うつ病に。自殺未遂、そして入院ーー。発病編に続く入院編は、閉鎖病棟での日々を克明に淡々と活写!と書いてある。「高橋源一郎氏が推薦!!」と出ているので読んでみたい。私は高橋さんの推薦なら文句なしに信ずる。

 さて、本日は横浜の港の見える公園にある大佛次郎記念館に行って来た。大佛次郎は横浜に生まれて、鎌倉に住んでいたんだと知った。そういえば、前に鎌倉に行ったときに鎌倉にも大佛次郎記念館のような施設があったと思う。「鞍馬天狗」は読んだことがない。「赤穂浪士」のロシア語版が出ていたのでびっくりした。大佛次郎は75歳で亡くなっている。山本義隆さんのみすず書房から出た『磁力と重力』の本が大佛次郎賞に選ばれていて、その本が展示してあった。それと「ねこのスイッチョン」とかいうフレーベル館の絵本が飾ってあつたので読んできた。

 帰宅して、『アダルトチルドレン』(斎藤学)を読み継いだのだが、漫画家の内田春菊さんのことを思いだした。本来なら典型的なアダルトチルドレンになるような境遇の人の筈だ。逞しくいきてきた内田さんの漫画が好きだ。女が強いのではなく内田さんは強い女だ。
 『女ですもの(内田春菊×よしもとバナナ)』(ポプラ社,1,400円)が手許にある。2007年の本だから16年も前に出た本だ。内田春菊さんは三回も結婚して四人も子供がいて大腸がんになって、今は人工肛門のようだ。68歳くらいで元気で生きている。「アダルトチルドレン」なんてくそくらえだね。