TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

 雑誌「大村史談ー大村史談会発行」(No.2 41-4)のこと

 一階の納戸の書棚に義父の残した「大村史談」という雑誌が三十冊くらいある。義父が生前に購読しており書棚に何も言わずに残していったものだ。義父の残した書物がたくさんあったが菌学会の雑誌や生物学関係の書物は全て処分してしまった。やはり残念なことであった。旧宅(王禅寺)を処分したことは間違いであった。2015年家内のY子が倒れることなければと思うが一重に私の判断ミスであった。

 「大村史談」第二号は昭和41年5月11日発行である。昭和41年(1966年)は私が大学入学の年であった。この雑誌は活版印刷のようでもあるが活字に乱れや歪みも見える。タイプ印刷のような古めかしさがある。この雑誌は「大村史談会」という同人の集まりが長崎大村にあって、その会の機関雑誌であるようだ。編集者が渡辺有一で発行者が馬場重雄となっている。発行所とか連絡先の住所や電話番号等は一切の記載がない。
 全部で84ページに過ぎない小冊子である。6篇の論文(というか歴史考察)が載っている。編集者でもある。渡辺有一さんが「大村騒動について(其の二)」を書いている。創刊第一号におそらく「大村騒動について(其の一)」を書いていたのだろう。