TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

 明日をも知れぬ命、明日はないかもしれない命~所行無常の日々

 本日は美しい初秋の日であった。朝から家内のYと昼食を挟んで4時間の散歩をしてきた。
 最近、自分の日常に優先順位をつけようと思った。同伴者のYとの散歩を一番にする。二番目は読書の時間を取る。三番目は合気道の稽古にする。四番目は肝友の会の仕事にあてる。どの場面においても傍を楽にすることを第一に考える。ついで生きることを楽しむことにする。

 さて、明日をも知れぬ命、明日はないかもしれない命~諸行無常の日々に思い知らされる事件が相次いだ。
 10月11日に金程老人福祉センターで受講した「古典文学」の講師SSさんが翌々日の10月13日に急逝された。高津区の「古典文学」講座の途中で倒れて救急搬送されてそのまま幽冥境を越えられたらしい。
 本日、もう一つの訃報が届いた。9月16日に札幌市で開かれてた北大空手部創立70周年記念会で会ったばかりのKAさんが先週、脳卒中で急逝された。私の1年先輩の主将だった。所行無常の響きあり。
 と思った一方でお二人と自らの寿命を生き切ったのかもしれないと感じた。翻って10月14日の私の酩酊事件は恥ずべき所業だった。もしかしたら転倒の結果として命を落としていたかもしれない。それでも生かしてくれたのは「読んで書け」との神の意志と捉える。

 今日の気になる本を書く。

(1)『日本三大幕府を解剖するー鎌倉・室町・江戸幕府の特色と内幕』(河合 敦、朝日選書、979円)
 源頼朝足利尊氏徳川家康はいかに天皇権力と対峙したか。「最強」幕府はどの幕府か。一冊で武家700年が縦横無尽に学べる画期的な新書。著者は歴史作家で多摩大学客員教授とのことだ。
 「ハザール」(城田さんの本)で二重王権制について知ったので、この本は読んでみたい。

(2)『訂正する力』(東 浩紀、朝日新書、935円)
 論破と自己保身ばかりで息詰まる日本にはkの「力」が必要だ。ひとは誤りを訂正しながら生きてゆく。この出発点から現実を直視し、生を肯定する新しい哲学が必要だ。デビュー30年の集大成「訂正可能性の哲学」のスリリングな実践。ときうことだ。興味深い本だ。

(3)『問うとはどういうことか』(梶谷真司、大和書房、1,760円)
 「人間的にいきるための思考のレッスン」ということだ。

(4)『熟睡習慣ー脳のゴミを洗い流す』(奥村歩、すばる舎、1,650円)
 著者は脳外科医のようだ。読んでみたい。