TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

『新版 呼吸の本>(加藤俊朗・谷川俊太郎、フォレスト出版、2021年)を読んだ

 この本は向こうからやってきた。それも著者名を加藤俊徳さんと間違えて興味を持ったのだ。こういうこともある。神の配剤なんだろう。

 興味をもったところを引用しておく。

 <「ありがとう」「感謝しています」。それぞれ波動の高い言葉ですが、よいなかでも違いはあります。この言葉を繰り返して使うと魂は喜びますから、どうぞやってみてくださし。つづけることが大事です。

 言霊ゼーションは、リラクゼーションの究極の言葉です。
 リラクゼーションは心身のリラックスですが、言霊ゼーションは魂のリラックスといえます。>

 <心で思うことが現象として起こるんです

 ぼくはこう考えています。

 魂=心+からだ

 加藤メソッドの三位一体の方程式はアインシュタインの考えに似ています。
 魂は気づきです。
 心は意識を使います。
 からだは感覚を使います。
 魂を浄化するには、心とからだを使って浄化するという考えです。
 それを方程式にしますと、「魂=心+からだ」になります。
 これを別の方程式にもできます。

 きづき=意識+感覚>

 

<コメント>
 偶然に手にした本を読んでしまった。美木良介さんの「ロング・ブレス」を既に実践していたので、それが呼び水になったともいえる。
 「呼吸は・・・・吐いてから吸うんです。」と、加藤さんは言っている。美木さんは、吸って(三秒)吐く(7秒)と長く吐く方に重点をおいている。合気道の動作の際にも常に呼吸を意識する。それはどちらかという受ける時に吸って、動く時に吐くのである。意識は長く強く吐く方にある。すっかり吐ききれば吸う方は自然に吸えるのである。だから加藤さんの方法が合気道には近いかもしれない。
 この本をよんで、ネットで「加藤俊朗 呼吸法」で検索したらいろいろな動画(Y-tube)が出ている。さらに、古武術家の「丹田呼吸法」の動画も見つけた。いずれも参考になりそうである。記憶と記録のためにかいた。

 最後に今日の気になる本を書いておく。高齢者向けのハウツーものが多いと感じた。

(1)『心を整えるーシンプルに生きる禅の知恵55』(枡野俊明、曹洞宗徳雄山建功寺住職、きずな出版、1550円)

(2)『ずぼら老後の知恵袋ー精神科医が教える』(保坂隆、きずな出版、1540円)

(3)『100歳の壁-脳・からだ・心』(和田秀樹、きずな出版、1430円)

(4)『気がつけば、終着駅』(佐藤愛子、中公文庫、748円)
 五木寛之さんとの対談「この歳になって初めて、自分のことがわかった」が収録されている。先日、映画「九十歳。何がめでたい」を観てきた。