『戦争と平和』(トルストイ)第一巻 第一部を読み終えた。なにしろ210年前が舞台なんだが古い気がしない。何故だろう?日本は江戸時代の終わり頃だ。
ニコライ・ボルコンスキイ侯爵の家に、息子のアンドレイが身重の妻を預けにやって来た。アンドレイは志願して戦争にいくことなったのだ。
アンドレイは父・老侯爵にこういう。
<「もうひとつお願いがありました」とアンドレイ侯爵はつづけた。「もしぼくが死んで、ぼくに男の子が生まれましたら、昨日言いましたように、お父さんの手もとから放さないで、ここで育ててください・・・・・・おねがいします」
「妻にわたすなというのか?」と言って、老侯爵はにやりと笑った。>
新潮文庫で250頁をついやして、第一部は終わった。いよいよ主人公アンドレイはナポレオン戦争に赴くのである。今日はここまで。
このあと、『呼吸の本』の「第三章 意識ときづき」を読んでみた。意外と言うよりも、かなり面白いのだな、これが。
きづきは人生の運命を決める
重要な羅針盤です。
人間が成長するには、
きづきが必要なんです。
意識とは目が覚めているときに
考えていること、
思い、想像のこと。
きづきとは魂のことなんです。
この本で、加藤さんはかなりいいことを言っているとわかった。
「呼吸を意識することは
心を意識することです」
普段は無意識に呼吸をしているが、吐くことに意識して呼吸をしてみるといよい。
「気持を込めて、吐くほうに専念していると心は落ち着いて、穏やかになっていきます。」
手のひらに、「謙虚」って書いて,365日手のひらを見続けるんです。
手のひらに、「感謝」って書いて、毎日、見続けるんです。
これって、とても簡単なようでむつかしい。しかし、実際に今の私の健康は、」同伴者のY さんのお蔭であることはたしかだ。
手のひらに「感謝」と書いて、毎日、見続けることが大切であろう。
不思議な本に出会ったものだ。