TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

「目は口ほどにものを言い!」(眼科とユマニチュード)

 先週の水曜日(24日)に従来と異なる眼科医を受診した。前医で緑内障を指摘されてラタノプロスト点眼液を処方された。2回目の薬が切れたところで別の眼科を受診したのが先週だ。その受診でやはり視神経が薄くなっているので緑内障の恐れありと診断され本日は視野検査のために受診した。その結果、右目は問題はないが左目はやはり視野に若干の問題が指摘された。3か月後に再度の視野検査をして同じ症状がでたら緑内障の恐れありで薬剤治療に入りましょうとなった。前回の眼底写真そして今回の視野検査の結果を踏まえての医師の説明は診察室を明るくしてモニターを見ながら丁寧であったので納得がいった。
 「目は口ほどにものを言い!」「目は嘘をつかない」とも言う。「眼をみて話せ」とも、「視線を合わせる」と言う表現もある。残念ながら3~4年間ほど白内障にならないようフォローして頂いていた眼科医師は、患者の目玉を見るが顔の中の眼をみないのである。眼科診療では、部屋の明かりを暗くしたところで検眼鏡を用いて患者の眼底を医師が覗いて目の状態を判断する。前の眼科医師は薄暗がりの中で検眼鏡から自分の顔をずらすだけで、「はい、進行なし。同じ薬をだしておきます」と患者たる私に言う。「何処がどう進行なし」なのかの説明は一切ない。薄暗がりの中なので患者の顔をまともに見ることもない。まさに「目を見て人をみず」なのである。
 眼科から帰り道で認知症の方の心をつかむケア技法「ユマニチュード」のことを想い起した。ユマニチュードはフランスの体育教師だったイヴ・ジネストさんとロゼット・マレスコッティさんの二人が1979年に考案した、知覚・感情・言語による包括的コミュニケーションに基いたケア技法である。ユマニテュード(Humanitude)というフランス語は「人間らしさ」の意味で、さらに「人間らしさを取り戻す」ということも含まれれているという。高齢化社会がますます進む中で認知症ケアはこれからの最重要課題の一つである。2014年頃からイヴ・ジネストさんの来日もあって日本でもユマニチュードが普及してきている。先日もテレビでイヴ・ジネストさんのユマニチュード・ケア技法の実践紹介を見たが、前回より身体が一回り大きい。忙しそうで太り過ぎだよ。お身体大切にしてくださいね。