（3） 「私のC型肝炎物語」 第６章：ハーボニーに挑戦― 遂にハーボニーの処方を得た！
■ハーボニーの処方を得た■
- 2016年10月11日（火曜日）：
本日は待ちに待った東大病院ＨＣＶ内科の受診日である。超音波検査もあるので朝食は抜く。8時5分頃に家を出て京王線の若葉台駅まで歩く。8時20分発に乗り、笹塚で都営新宿線に、小川町で丸の内線に乗り換えて、丸ノ内線の本郷三丁目駅に9時24分に着いた。本郷三丁目から歩いて、9時35分頃に東大病院に着いた。9時45分に採血。10時45分頃には超音波検査も終了した。ＨＣＶ内科診察には、11時少し前に呼ばれて無事に待望のハーボニーの処方箋を貰えた。
この薬が効くか否かはHCVウイルスの変異株（L31/Y93）を私が持っていることに左右されるのかもしれない。本日の東大の支払いは7230円であった。処方箋を東大の竜岡門近くの竹内調剤薬局に提出した。ハーボニー4週間分を2770円支払っていただいてきた。これは医療費補助で一月の医療費が１万円限度となっているための措置である。
■ハーボニー飲むなら酒呑むな■
今日の日を迎えるにあたり、9月9日から昨日10月10日まで禁酒した。本日の血液検査結果をみると、禁酒の効果は出ているようだ。γ-GTPは42、AST、ALTは前回よりも少し上がって56、53であった。糖尿病の数値のGA(グリコアルブミン)21.0、血糖（GA）151と、少し下っていた。
この日は高校の友人のTY君と新宿で待ち合わせをした。16～18時にかけて二人で呑んだ。ビール中ジョッキ1杯、日本酒2合くらい。帰宅してからも夕食時に缶ビール1本（350cc）、焼酎（100cc）を久し振りに飲んだ。明日の朝からハーボニーを飲むので12週間の禁酒と決めた。
■ハーボニーは4週間で224万4796円■
新聞報道によればハーボニーは、1錠8万171.3円である。4週間では28錠となるので、合計すると224万4796円が実際の価格である。これを私は2770円の支払いで頂戴してきた。224万2026円の補助を受けたことになる。ハーボニーが余りにも高価であるので、この数カ月後に偽薬を売りつけるという詐欺事件までが起こり社会問題となった。
（2018.11.1 )
（「私のC型肝炎物語」 第６章： ハーボニーに挑戦―〔3〕 遂にハーボニーの処方を得た！）
