浅間山に登ってきた！標高は91メートルである。登り口からは高低差5メートルくらいだろうか？名称も山であり山道は立派なので登山と言って間違いはないだろう。浅間山は府中にある多磨霊園に隣接している丘山である。霊園の墓地25区あるいは26区から浅間山へ直接登れる。この山は都立公園となっている。小振りながら自然の林と花々や虫や動物たちが保護されいる。特に武蔵野キスゲというニッコウキスゲに似た花が有名のようだ。5月が見ごろの時期であるが今年も見ることが叶わなかった。武蔵野キスゲは終わっていたが、山百合の群落が咲き乱れており見事であった。山百合は今や絶滅危惧種になっているらしい。山百合の大柄な花弁と零れんばかりの深い香りが懐かしい。山百合の合間にオオバキボ―シの白い花も咲き誇っていた。浅間山（せんげんやま）は各地にあると思う。私の故郷の入野村にも浅間山（せんげんやま）があり「せんげんさま」神社があった。 浅間神社は富士山信仰の神社で関東の随所にあるようだ。府中の浅間山は、浅間山通と人見街道に挟まれた三角地帯の小高い丘だ。人見街道は人見四郎という鎌倉時代の実在の人物に因んだ道であり辺りはたぶん鎌倉街道のちかくなのかもしれない。
