TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

「矯正歯科」について考える!

 矯正歯科のことを書きたい。私の子ども三人のうちで長女と次女は矯正歯科に長いこと通院して歯科矯正を10年~20年近く行った。長女は顎に対して歯が大きすぎて歯並びを矯正するために親知らずを抜歯して歯並びの矯正をした。次女は小学1~2年生頃に反対咬合の恐れからこれも歯科矯正を長いこと行った。既に40歳を超えているが矯正した歯並びは今でも動くものらしくフォローが必要のようだ。三女に至っては小学4年生頃に高跳びでバーを越えるときに自分の膝小僧が歯に激突して歯が抜けた。抜けた歯を差し込んで経過観察したら生着して今もって保持しているようである。かくいう私は今から52年前の20歳の時に空手の稽古で顔面を殴られて下前歯が内側にめり込んでしまった。咬合が出来ないので歯科受診をしたところ、歯科医は抜かないと咬み合わせができないと言う。「何とか抜かないで治りませんか?」と言ったところ、「それでは出っ張ったところを少し削って様子をみましょう」ということになった。当初は、上手く噛めず不自由であったが、2~3週して元に戻ってきた。今も根元が少し緩んではいる。爾来、この歯は何とか持ちこたえ52年の間私の口で機能している。三女の挿し歯の生着と私の前歯の復元を考えるとと歯は安易に抜かない方がいいのではと思う。一方、矯正歯科の手法には器具を用いて抜歯せずに行うのて抜歯して矯正を行う手法がある。
 さて、昨日、知人のH Hさん(広島市・矯正歯科クリニック)から「日本の矯正歯科臨床の50年と私の臨床を振り返って」(日本臨床矯正歯科医会雑誌 第30巻2号)という論文の別刷が送られてきた。矯正歯科の歴史は50数年の新しい領域のようだ。(以下、更新予定)