2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧
何年か前に『養老先生、病院へ行く(養老孟司・中川恵一)を読んだのかもしれない。養老さんは言わずと知れた『バカの壁』で有名な元東大医学部教授(解剖学)だったひとだ。東大を定年を待たずに辞めてあとは本を書いたり、好きな虫取りをしてながら優雅に…
「対談 天皇と武士 なぜ権力が共存したのか(本郷和人+大澤真幸)」を読み始めた(『〈女〉としての天皇(本郷和人・大澤真幸)』、左右社)。すこぶる面白い。「二重王権制」のことが明確に論じられている。 「軍隊をもたない天皇」「天皇の正当性はどこか…
連休の最終日は風の強い日であった。年金生活の私たちには連休もなにもかも関係はないのだが今日も歩いた。午前10時10分に同伴者のYさんと一緒に自宅から横山の道を横切って小田急永山駅まであるいた。1時間半くらいの道のりだ。永山駅上の西友ストアでお弁…
本日は、5月5日(日曜日)だから、いつもなら「朝日歌壇」と「朝日俳壇」のひなのだが、珍しく休みで載っていない。残念。 かなり前から家人から、「テレビの音が大きい」「聞こえていない」、等々の苦情がでていた。合気道の稽古の折にも、師範の技の説明…
本日はゴールデン(黄金)ウイークの中日だ。毎日が日曜日の定年退職者の私にとっては連休も何もない。13時からの恒例の合気道の稽古に参加した。予想通りに出席者は少なく10名であった。本日は両手取りの技の各種稽古した。HYさんとの稽古がやはり役にたっ…
今から54年前に歌集「中村悦子 旅立ち」をガリ版刷で作ったことが記憶にあった。その歌集の原本(一冊)を持っていたと思っていたが、今まで見つからなかった。昨日、雑誌「大村史談」(「大村史談会発行」)を探していたらなんとそれらの古い雑誌の間に挟ま…
『ヰタ・セクスアリス』(森鷗外)を読み終えた。面白いというよりも知的な小説であった。この本を掲載した雑誌「昴」が発売禁止になっただなんて信じられない。時代背景がどう考えたらいいのだろう。 鷗外は東京帝第一医学部をでた医師であった。それも軍医…
新読書社がこんな本を出していたなんて知らなかった。新読書社の伊集院俊隆さんが亡くなったのが、2004年9月1日であった(1929年2月生まれ、75歳で逝去)から、この本は伊集院さんが出したのであろう。しかし、印刷はロシアで行ったもので、奥付に新読書社名…