TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

借りてきた二冊の本-『アナキズム 一丸となってバラバラに生きろ』(栗原康,2018年、岩波新書)、『サボる哲学 労働の未来から逃散せよ』(栗原康、2021年、NHK出版新書)~「いましかない」てここでも言っている

 本日は同伴者Yさんの「絵画教室」の日なので暑いから車で送っていった。上手く駐車場に車を止められたので図書室で本んを読んで過ごしていた。12時少し前に終わったので若葉台の図書館によった。(その後、ガソリンを20リッター給油した。車のバッテリーが6年目で劣化が激しいらしい。)なんとリクエストしておいた2冊の本届いていた。『アナキズム 一丸となってバラバラに生きろ』(栗原康,2018年、岩波新書)、『サボる哲学 労働の未来から逃散せよ』(栗原康、2021年、NHK出版新書)の2冊だ。著者は1979年生まれの若い人だ。写真が載っていたが小柄のようだが目鼻立ちの整った兄ちゃんだ。私よりも32歳も若い人だ。この人が『超人ナイチンゲール』も書いている人だ。2冊の本の触りだけ読み始めた。最後まで読めるかどうかはわからない。若い奴には適わない気がする。

 『アナキズム 一丸となってバラバラに生きろ』の「序 アナキズムってなんですか?」にこう書いてあった。

 <はなしをもどすと、ひとが生きていくのに「はじまり」なんていらねんだよってことだ。カネ、カネ、カネ?なにがカネだよこのやろう、くれよう!ってね。生きることに目的なんてない。はじまりがなければ、」おわりもない。過去もなけりゃ、未来もない。あしたなんてな9い、きのうも大キライ。だったら将来のために、いまを犠牲にするのはもぅやめよう。いまこのい一瞬に、人生丸ごと賭けちまえ。いま、いま、いま。きょうもあしたも、やけのやんぱち。なんどでも、なんどでも、死んだつもりで生きてみやがれ。やるならいましかねえ、いつだっていましかねえ。きっと、そういう「いま」を生き続けるのが自由ってもんなんだと思う。フリーダム!>

 すべからく、こういう文体の文章が続いている。そして気が付いたのは、ここ数日読んできた、和田秀樹さんの本でも、昨日に読んだ中野孝次さんの本でも(その中でセネカキケロも)表現は少し違うが「いましかねえ」「今を摘め」とか言っている。過去も未来もないのだ。「いま」なんだ。いまの先が「未来」なんだが未来はわからない。「過去」はもう消えてしまったからないのだ。「いま」しかないのだ。予備校の教師の林修さんはいいことを言っていたのだ。「いつやるの?」「いまでしょう」

 「超人ナイチンゲール」を読んでみたい。ナイチンゲールクリミア戦争のなかの看護婦さんだったかな?クリミア戦争は1853年~1856年にかけて、当時南下政策をを進めていたロシア帝国オスマン帝国・フランス・イギリス・サルデー二イヤ連合軍との間で行われた。結果、連合軍がロシア帝国に勝利し、パリ条約が締結された。

 この辺りのことえお押さえておいて今日は止める。アナーキーな栗原さんの文章に爺がついて行ければ読んでみたい。