TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

横浜総合病院・脳神経センターの外来を受診して思ったこと

 横浜総合病院は横浜市青葉区にある横浜総合病院の脳神経センター外来を3カ月振りに受診した。早いもので、連れ合いが脳出血で救急搬送されて4カ月の入院生活を行った2015年7月から5年が経過しようとしている。前回受診した3月末(2020年)は新型コロナウイルス感染拡大の火がついた時期であった。この折にも、この病院も地域の中核病院であるのだから新型コロナウイルス感染患者を受け入れているに違いないと思いながら緊張して受診した。前回の受診直後の4月7日に首都圏に緊急事態宣言が発令された。それ以降の3カ月の重苦しい展開についてはこのブログでも触れてきた。本日は、記憶と記録のために本日の受診の状況をまとめておきたい。今日は、通常の外来受診の前に半年に一度のMRI脳検査の予約が入っていた。午前9時15分までに受付を済ませて、MRI検察室まで待機する必要があった。私たちの住んでいる川崎市麻生区はるひ野から横浜市青葉区の病院まで8キロくらいある。余裕をもって午前8時40分頃に車で家をでた。梅雨時なので当然ながら朝から生憎の雨であった。道が空いていれば30分ほどで着くのだがかなり道が混んでいた。先週から少しづつ社会活動の再開がゆるされてきているので車が以前のようにかなり渋滞していた。35分くらいを要して9時15分頃に病院に到着した。病院には外来棟正面玄関に近い駐車場と離れている第1と第2の二つの駐車場がある。雨降りなので玄関横に車を寄せて家内一人を下ろした。そのあと、幸いなことに近くの駐車場にスペースがあり注射することができた。外来玄関を入ると、アルコールの消毒スプレーが置いていあった。手指をアルコール消毒して病院玄関に入ると、家内は既に外来受付を済ませて、MRI検査室待機ソファーに入っていた。待つこと10分くらいでMRI検査も終了した。そのあと直ぐに脳センターの外来診療コーナーへ移動した。2年くらい前から、かつての脳神経外科は脳センターという外科、内科を統合したセンター外来へと組織が変更となった。神経内科が専門の長田乾医師が前任地の秋田脳研究センターから移籍してきた。今日の、外来受診者はこれまで(普段)の半分くらいと見受けられた。待合室の椅子は密接を避けるために一人置きに座るような設えてあった。外来の予約は、10時30分~50分であった。従来なら予約を10分~15分くらい超えてよばるのが普通であった。本日は予約通り10時40分頃には呼ばれた。MRI画像から見る限り、病巣後の大きな変化はなかった。毎日測定している朝と夜の血圧測定結果のお一覧を主治医に持参して渡した。とくに最近は、夜の血圧が低すぎるて、90位のこともあることを伝えたところ、高圧薬のアジルバを夏場(次回)まで中止となった。したがって、服薬は消化器系のビオスリーとマグミットの2種類だけとなった。本日は、比較的に順調でスムースな受診であった。

 さて、横浜総合病院は、私が予想した通り、地域の中核病院として、今回の新型コロナウイルス感染拡大防止に貢献したようだ。玄関横にテントの新型コロナウイルス患者を診る検査施設を作って対応をしていたようだ。現在は無くなっていた。時折しも、先日(2020年6月19日)の朝日新聞の神奈川版に、「コロナ社会を生きる」という記事に、横浜綜合病院の平本周院長へのインタビュー記事が載っていた。以下、この記事の概要を記録しておきたい。取材構成は,、茂木克信さんという記者だ。
 ■病院は大減収 支援不可欠(見出しより)■

 新型コロナウイルス拡大の影響で病院は、外来患者や入院患者の減少で大きな減収とている。前年との比較で、3月は2300万円、4月は2億2000万円、5月は2億5000万円の減収である。理由は、4月1日に、神奈川県は医療機関に対して、急を要しない入院や手術を最大限抑制したり、延期したりして、医療スタッフや病床を緊急事態に備えて確保するように通知したのだという。このため、外来患者数が、前年との同月比で、3月が3600人、4月が7200人、5月が8000人の減少したのだという。もう一つの理由として、コロナ患者対応のために一般病床をを減らしたのだという。

 ■西病棟(47床)をコロナ患者専用に■

 コロナ患者占用病棟をつくったのは、4月中旬、脳梗塞で搬送されたっ救急患者が、手術後にコロナ患者と判明したのだという。対応した医師や看護師ら13人が濃厚接触者として自宅待機となり、集中治療室(ICU)を2週間閉鎖を余儀なくされた。平本院長はこう言っている。
 <コロナに対応した「神奈川モデル」の中で何がでえきるかを考え、中等症の患者を受け入れる重点医療機関を支える「重点医療機関協力病院」に手を挙げました。>

 緊急事態宣言が解除された後も、外来患者は戻っていないという。いまは、患者数は前年同期と比べて75~80%くらいだという。だから、今日も病院が空いているたのだ。収入も、6月15日時点で前年と比べて5000万円の減収であるという。

 <コロナの対応は、減収が税金で補填される公立病院に任せればいいのかもしれません。」ですが、地域医療を守るために活動してきた当院としては、どんな患者でも受け入れに協力しないわけにはいきません。>

 上の記事を、概要を引用しながらまとめた。茂木克信記者にも、「よい情報を有り難う」と言いたい。平本院長は正直に語っている。優れた真っ当な院長先生だと痛感した。きちんと行政による補償をおこなって病院経営を支えていただきたいと切に願う。ちなみに、平元院長は、利尻島生まれの65歳だという。よい院長がおられる優れた地域病院が近くにあって本当に幸いである。

 本日は、横浜綜合病院への定例受診から帰宅してこのブログを纏めた。