TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

「血液で認知症の早期診断へ―大分大と島津製作所 共同研究」―興味深いがこれからだな

「血液で認知症の早期診断へ―大分大と島津製作所 共同研究」
 標記の記事が朝日新聞夕刊(2022年12月17日)に載っていた。興味を惹かれた。認知用の原因が、βアミロイドの蓄積と言われているから、多分、血液中にβアミロイドの片鱗を早期に探す方法だろうか?診断できたとしても、発症予防とか治療に結びつかないと意味がないのではにか、と思う。ど素人の見解である。興味深いので、概要を新聞からまとめておきたい。

<血液検査で認知症を診断する仕組みの構築をめざす共同研究を、大分大学島津製作所エーザイなどが、大分県臼杵市で始める。島津製作所が開発した検査機器を活用し、早期診断・治療につなげるという。>

 島津製作所の検査機器は、血液からアルツハイマー病に関連する物質を調べるという。2000年にノーベル化学賞を受賞した田中耕一さんが開発した技術が応用されているんだという。
 やはり、「アミロイドβ」を測定する方法だ。

大分大学によると、認知症患者の中で多くを占めるアルツハイマー病は、「アミロイドβ」の測定が認知症の診断などに使われているが、放射線を用いるPET(陽電子放射断層撮影法)や、脳脊髄液を採取する従来の方法では体の負担が大きいことが課題だった。>
 今回の共同研究では、臼杵市医師会が研究への参加希望者(50歳以上)を募集し、かかりつけ医や専門医の認知機能検査を経てアルツハイマー病が疑われる対象者100人を選定。血液検査などを実施して、島津製作所の検査機器の診断性能を評価し、精度の高い診療の仕組みを構築するという。共同研究は、来年、2023年1月~10月にデータを集めて解析するんだという。
<コメント> 白石昌幸さんの署名記事から引用した。この記事は、取材してまとめたのかな、あるいは、大分大学からの記者発表があったのだろうか?まだこれからの研究のようだ。成果に期待をしながら注目をしていきたい。