<ロシア人を獣にしたのはテレビだと思います。プーチンはこの数年、戦争の準備をしてきた。テレビはウクライナを敵として描き、人々を、ウクライナを憎む獣にするために働きかけてきました。>
朝日新聞の元旦のトップに、アレクシエビツチさんが載っていた。
ウクライナの戦争は何なのか?
<ロシアはペレストロイカの後、自国が辱められ、貧しくなつた、尊敬されていないと感じていました。>
<「偉大なロシア」。おそろしいことです。>
元旦から良い記事を読んだ。
<ドストエフスキーやトルストイは、人間がなぜ獣に変貌するのか理解しようとしてきました。>
いまだからこそ、ロシア文学を読み直すことがもとめられている、と私は思う。