片手取りからの入り身の稽古に気づきあり。山本Hさんに教えていただきました。忘れないように要を書く。
▶左半身の左構え:
(1)握られた手首の親指を支点に捻りながら、右掌を相手の腕間接に添えて推すようにする。相手の右手が外れる。
(2)もう一つの技: 右手を相手の腕のところに差し込んで、その位置を支点にして、腰を捻り回転すると相手の手を切ることができる。
(1)(2)ともに、片手取りから入り身に入る場合の基礎動作である。
本日も「美しい稽古」を目指した。意識のなかで、「美しい稽古」と口ずさむと、自然に背すじが伸びてくる。合気道は、本来は剣道の動きと全く同じである。したがって、背筋を前かがみにしたりしてはならない。背筋を伸ばして体幹は重力に任せて垂直にする。技をかけるに際しては、手に剣をもっているつもりで円を描くように余分な力を入れないで技を繰り出す。