「ひとは書くことで生きることができる」こう言って、私の貧しい回想録である<私の「医人」たちの肖像>の読者となり励ましてくれたのは旧友のRBであった。
2020年の11月、高田馬場駅の地下鉄の傍らの食堂でビールを飲んでから別れた。この時も最初は新宿紀伊国屋で会う予定が、彼は紀伊国屋の場所を忘れてしまっていた。次にJR東口改札口を指定し直して辛うじて会うことができた。そして彼が東西線で帰宅するというので高田馬場に移動したのだった。この時にわたしのもう一つの回想録を渡したのだった。
先日、5月30日の夜に学生時代の友人FO君に電話をした。過去5年かん毎年5月に送られて来ていた『文藝岡崎41』(2023年版)が届かないので、気になっていた。
続く