TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

「ゲノム医療法成立」の記事に関連して—究極の個人情報の扱い

「ゲノム医療法成立ー残る不安」の見出しの記事が朝日新聞朝刊(2023年6月11日)に載っていた。興味深いので記事を纏めておきたい。

<ひとによって異なる遺伝情報(ゲノム)を治療や予防に生かすと同時に、差別が生じないようにすることを定めた「ゲノム医療法」が、6月9日、成立した。遺伝情報は、将来の病気のリスクなどわかる「空極の個人情報」と言われる。なぜ、今、法律が必要なのか。ゲノムの利用にはどんな懸念があるのか。>

■ゲノム医療とは■
 ゲノム医療は、個人によって異なる遺伝情報を詳しく分析することで、病気の診断や患者に最適な治療法や薬の選択を行う医療で、特にがんや難病などについて研究や治療へのお応用が進んでいる。

ある生物がもつ、すべての遺伝情報のことをゲノムと呼ぶ。ヒトのゲノム解読は2003年に完了した。今年は、ゲノム解読から20年になる。

遺伝情報は、究極の個人情報であり、一歩間違うと差別ににもつながる。そこで、「ゲノム医療法」が出来たわけだ。