<内閣府の生命倫理専門調査会は、11月11日、遺伝性疾患の治療法の研究のために新しく受精卵をつくり、ゲノム編集技術を使って遺伝子を改変する基礎研究を認める方針を決めた。総合科学技術・イノベーション会議などを経て、正式に決める。>
以上の記事が、朝日新聞朝刊(2021年11月12日)にでていた。この種の研究の認可を、内閣府の生命倫理調査会が決めるということを知らなかった。生命倫理調査会のメンバーはどういう方が入っているのだろうか。
<これまでは(遺伝子改変は)不妊治療の分野に限って認められていた。遺伝性疾患の分野では、不妊治療で使われない受精卵(余剰胚)を使った研究は認められていたが、受精から時間がたっているため、受精直後の遺伝子や細胞に特有の変化をっ解明できないという問題が指摘されていた。いずれの、研究も研究に使った受精卵を子宮に戻すことは認められていない。(神宮司実玲さんの署名記事だ)
コメント:このゲノム編集は、基礎の基礎研究だ。どのように進んでいくのだろうか。注目をしていきたい。