本日はノーリツ器具(お風呂と台所の湯沸かし)の点検が来た。既に9年を経て10年目に至っているのでメンテともしかしたら修理が必要なようだ。ガス機器も高齢を迎えたのだ。
さて、「思秋期」の壁(和田秀樹)を読み始めた。「思秋期」を和田さんは40歳~60歳と位置付けている。この時期を如何にに意識しての入り越えるかが、そのごの老年期の在り方に影響を及ぼすとの精神科医としての和田さんの提言だ。
第1章 思秋期の過ごし方で老後が決まる
を読んだ。「人間は感情から老化する・・・」の項目が今日意味深くよくわかる。「40代から<感情のコントロール能力>が落ち始める」の項目にこういうことが書いてあった。
感情をうんまくコントロールし、利用できる能力を「EQ~こころの知能指数」というんだという。ダニエル・ゴールマンさん(米国の人かな?)が提唱したらしい。
EQの5大要素は、①自分の感情を正確に知る、②自分の感情をコントロールできる、③楽観的にものごとを考える、もしくは自己を動機づける、④相手の感情を知る、⑤社交的能力、対人関係能力、だという。
「感情のコントロール」というのは難しい。「怒る人」がよくいる。私の場合は、「怒りの感情」というものをいつも押さえることになれている。厳しい頑固おやじのもとで小さくまとまって育ったので、「いちいち怒っていたら身が持たない」ということで、「怒る前に自責となる」のである。「おれが浅はかだったと諦めて自分を責める」のである。これはこれは可哀そうで淋しい人間になってしまった。
「漫然と過ごしているとロクな老人になれない」なんて書いてある。まあ、私の場合は、それなりに「思秋期」の乗り切ってきた。うつ病にもならずに、76歳の今日を迎えられたのは、「思秋期」を上手に過ごしたといえるのではないか?
このあと夕食後にひと風呂浴びてから以下の章を読み終えた。
第2章 身体のアンチエイジング(ダイエット、美容)
第3章 前頭葉を若く保つ(脳・思考・メンタル)
第4章 思秋期には何をたべるのがいいか
第5章 思秋期を賢く乗り切る運動・生活習慣から最新医療まで
おわりに
和田さんのこの本は本当に優しく健康維持論を説いている。「脳卒中が減ったのは肉をたべるようになったから」というのはよくわかる。いまでは漬物が中心だった秋田県でも肉や美味しいハタハタ(魚)を食べて長生きになっているのだろう。
それにしても私の家内のY子の食事は完璧である。毎日食べている大豆、モズク等の海藻類、人参、トマトも優れた食材だ。私はビールがすきだがもしかしたら赤ワインを飲んだほうがいいのかもしれない。
私の命が長引いたのは家内のY子のお陰だと改めてこの本を読んで思った。問題は和田さんが指摘する「セックスレス」かな?