朝九時に出たのに小田急小田原線の事故の余波で多摩線も遅れて長坂に着くのが2時間遅くなった。特急あずさに乗らないと遅い旅となる。
車中で 村上昭夫詩集 をよんだ。
三つのみち
みつの道を考えよう
ひとつのみちはさびしいみち
ふたつのみちはさびしいみち
三つ目のみちはさびしいみち
ひとつの道を考えよう
その道は白いみち
白い粉雪と白い砂丘が続く道
例えそこで千万のいきものを殺して見たところで
そのみちのさびしさははてないのだ
ここまでよできて、三つの道はどれも さびしい道なのだ と気が尽く
村上昭夫詩集 の解説を 詩人の 辻井 喬 さんが書いていた。読んだ。
あの西武の 堤 清二さん
詩人だった
私より20歳年長の 辻さん