和田さんがまた本を出した。
『頭がいいひと、悪い人の健康法ーラクして長生き!』(和田秀樹、PHP選書、990円)。もういい加減にいいよ。出版社が依頼するんだろうけれど、先般、幻冬舎(たぶん)から出した本と言っていることは同じだろうと思う。
「大ベストセラー著者が満を持して明かします!日本人に最適のシン・養生訓!」なんだって。こういうことが書いてある。これらは和田さんの持論だ。
(1)頭がいい人は、「がんで死ぬ国」の健康法を考える。
小太りの人がいちばん長生きする。
コレステロール値が高いひとほどがんになりにくい。
がんを手術するかどうかは余命で決める。
⇒全く当たっていると思う。
(2)頭がいいひとは、常に確率で考える。
薬をのまいないと本当に病気になるのか。
発がん性物質は確立次第で対処が変わる。
検査データの「異常」の意味を知っておこう。
⇒検査データの「正常値」って大まかだよね。
(3)頭がいいひとは「足し算健康法」を心がける。
高齢者になるほど「たりない害」が大きくなる。
⇒これって何?本を読まないとわからないな。
「引き算」が前提のメタボ対策から卒業しよう。
血糖値が高い方がアルツハイマ―型認知症になりにくい。
⇒これって何?信じていいの?
(4)「頭がいいひとは、「心の健康」を軽んじない。
認知症より老人性うつのほうが怖い。
メンタルヘルにはテキトウが大事。
テレビをだらだらと見続けない。
⇒全くそのとおり。
<コメント>
和田さん、いいこと書いているけれど、もういいよ。この本でおしまいにして。底本はどれなんだ?
その他、本日の気になる本の広告から。
(2)『自然科学ヒストリアーギリシャ哲学から現代科学まで』(見附孝一郎、瀬谷出版、1980円)
「実験化学者から観た科学・技術の2500年の歩み」なんだって。古今の誌zねん科学者の情熱が人類に何をもたらしたのか、そして現代にどう引き継がれてきたのか。古代文明から現代まで数多くの発明・発見を、現役研究者ならではの臨場感で著します。楽しいイラストが多数。って広告にあった。面白そう。
「PCR」の発見なども書いてあるのだろうか?