TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

 「音楽療法士」って民間資格なんだ ~興味深い記事「取材考記ーNews+α」を読んで

 「音楽療法士」には関心がある。このブログ<私の「医人」たちの肖像>で、関啓子さんに触れた時に、「音楽療法」のことにも少し言及した。私の同伴者のYはピアノ弾きなので音楽療法にも興味があったらしい。
 さて、本日の朝日新聞夕刊に標題の記事が載っていて読んだ。
 「緩和ケアやリハビリ 音楽療法士を国家資格に」の見出しがついており、音楽療法士がまだ民間資格だと知った。文化部の佐藤陽(さとうよう)さんが書いている記事だ。佐藤さんは、『看取りのプロに学ぶ 幸せな逝き方(共著)』(朝日新聞出版)、『手洗いがやめられない 記者が強迫性障害になって』(星和書店)等の本を出している。

 上記で触れた本の中で、佐藤さんは、音楽療法士の佐藤由美子さんを紹介している。
<佐藤さんは米国音楽療法士として、オハイオ州で10年間活動した後、夫の転勤で来日、緩和ケア病棟などで終末期の患者たちに音楽療法を実践した。患者の思い出の歌で心をほぐし、人生を振り返り、締めくくる手伝いをする。>

 <楽療法の対象は終末期だけではない。まずリハビリである。大阪市の吉栄病院では、パーキンソン病の50代の患者が、音楽療法士オートハープの演奏に合わせ歩く様子をみた。>

名古屋音楽大学では、知的障害者への音楽療法の現場を見た。障害者たちが、音楽療法士たちとともに太鼓をたたいたり、マラカスを振ったりした。音楽を通じ、みんなが一体化していく様子には、感動した。>

 <コメント>
 スピーチ・セラピスト(ST)が国家資格になったのは1997年だった。作業療法士理学療法士は随分まえからだが・・・。音楽療法士も早く国家資格になってしかるべきと思う。