TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

 「横浜総合病院脳神経センター」への同伴者の受診に付き添い、帰りに花を買って帰宅して、『あるがままを行く』(日野原重明、朝日新聞出版,2005年)を読む

 <友がみなわれよりえらく見ゆる日よ花を買ひ来て妻と親しむ(啄木)>

 「一握の砂」に載っている有名なこの歌は私も知っている。現代語訳は、「友がみな、自分より優れて立派だなあと思われる日は、花を買ってかえり、妻と親しく語らうことだ」となっている。
 このうたの解説に、「いい奥さんだったんですね」なんてあったが、啄木の上の歌はもしかしたらもっと屈折しているんだと思う。啄木の奥さんほど不幸な人はいなかったろう。啄木も27歳くらい、その妻も若くして結核でなくなった。

 さて、冒頭の歌を思い浮かべたのは理由がある。本日は、横浜市鉄町の「横浜総合病院脳神経センター」の受診に同伴者Yこに付き添った。10年前の、2015年8月2日に、同伴者Y子が(当初)クモ膜下出血で救急搬送された。そこで、優れた脳神経外科医の横内医師に出会えたがゆえに、緊急の脳血管内手術で小脳出血と診断がついて一命をとりとめて今に至っている。10時15分に家を出て,11時には病院について、11時30分頃には受診を終えた。次回、6月13日の約束をして終了した。帰りに、町田市の高蔵寺とその周辺の七面山を散策して帰宅した。

 帰宅して、『あるがままを行く』(日野原重明朝日新聞出版,2005年)を読み始めた。このエッセイ集(というのだろう)は、日野原さんが、朝日新聞の土曜版「be」に連載していた「あるがま行く」(2002年10月5日~2004年10月2日)を再構成して本にしたものだ。新聞連載中は私も読んでいた。記憶を確かめながら、飛ばし読みしてみたい。

 第一章 「生み、育てる」ということ

 

続く