TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

『随筆人間革命』を少し読む、『小説人間革命』は冒頭の読んだが返却した

 合気道の水曜日の稽古は後両手取りからの技をやった。

 帰宅して随筆「人間革命」を少し読み継いだ。本書は先に文藝春秋で「池田大作さんと松本清張さんの対談」(古いものの再掲)を読んで触発されて本書と「人間革命」の第一巻を借りてきたものだ。稲城図書館に創価学会広報室寄贈の本が在庫していた。読了していないが返却期限なので概要をかいておきたい。本書は昭和46年(1971年)~1973年に池田大作さんが書いた日録風のエッセイをまとめたものだ。池田大作さんは当時、「人間革命」を第6巻まで書いてきた頃らしい。

 <昨年の第六巻の連載は、身体をこわしてしまい、休みやすみの執筆であった。読者の皆様に、ご迷惑をかけたことを、申し訳なく思っている。自身への苦しい挑戦であった。
 思えば、昭和三十九年、齢三十六歳、恩師の七回忌法要の席上で、執筆の決意を披歴してから、茲に七年。今、四十三歳となる。法悟空(ほうごくう、大作さんの筆名かな)は第七巻の準備に多忙。資料もしだいに集まってきた。藤野頂上を目指して歩みを、再び始める。五合目からの道は険しい。”道は遠い。全て、大きい仕事の道は遠い”--ある作家の言葉である。だが、後世の歴史の審判をあおぐ、証拠の>書として、残してゆく足跡は、誇り高い。ーーさらに皆さまのご支援を乞う。>

 冒頭のところから引用した。「随筆人間革命」は小説「人間革命」の裏側を書いたエッセイなのだ。この本には挿絵があるが。これが素晴らしい。単行本としての「随筆人間革命」は昭和52年(1977年)に出ているので最初はこのエッセイも聖教新聞に掲載されたのであろう。小説「人間革命」も聖教新聞の連載であった。

 もう一つ、「小説人間革命第一巻」(聖教新聞社発行、昭和40年)にも触れておきたい。内容は二代目創価学会会長の池田大作さんが初代会長の戸田城聖さんの伝記小説という仕立てで創価学会の成長を初期から描いたものだ。多分、随分長く(調べればわかるが三十巻かもっと多いか?)その後も書き連ねたものだ。時代背景としては、第二次世界大戦終結(つまり日本の敗戦近く)前に、治安維持法で入獄していた戸田城聖が解放されて戻ってくるあたりから物語が始まっている。小説仕立てなので読みやすい。もともと作家ではない池田さんは、この本を延々と書き連ねた。途中まで読んできたが、ほかの本との兼ね合いで返却を余儀なくされた。また借りるかもしれない。

 

続く