TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

 「第四章 健康という病」(『脳の闇』(中野信子、新潮新書、2023年2月)を読んだが、あとは読まずに返却するので書いておく

『脳の闇』(中野信子新潮新書、2023年2月)を読み始めた。「はじめに」「あとがき」「第四章 健康という病」だけを読んだ。返却期限が近いので読みきれずに返すことになるので少し書いておきたい。この本は、新聞で誰か(誰だったろう?)が書評をコラムで書いていて興味を惹かれたのでリクエストして借りてきた。

現代社会の病理と私たちの人間の脳に備わる深い闇を鮮やかに解き明かす。五年にわたる思索のエッセンスを一冊に凝縮した、衝撃の人間論!」と表紙の裏に解説がかいてあった。そいう本なのだろう。こういう本はどうやって書くのだろうと、不思議に思う。ハウツーものではなくて、自分のことを分析的に見つめるというものに思ええる。そして、読むと疲れる文体である。あとがきのさらに後ろ表紙の裏をみたらこうかいてあった。
 <本書は「小説新潮」に2016年11月号から2022年7月号まで掲載された連載「孤独な脳、馬鹿になれない私」を再構成し、大幅に加筆修正したものです。>

 「第四章 健康という病」を先ほど読んでみた。「病と言いう才能」というキーワードを以前、中村健之介さんおの本で知って気に入っている。もしかしたら、中野信子さんも同じようなことを書くのかと思ったらそうではなかった。
 <病への憧れ、病・不健康自慢の世界が存在する一方で、公にはーーつまり、テレビ等で物を言うときには、健康を賛美する発言をするべきだという暗黙のルールのようなものがある。>
 先ほど、朝日新聞を読んでいたら、(あるいは同時にみていたネットSNSな?)、作家の辻仁成さんが「引退したい、人間関係に疲れた」と書いていたみたいだった。そういうこともあるのかと驚いた。死ぬまで「人間であることは引退できない」だろう。作家を引退するのなら、「何もかかない、沈黙すればよい」よいのだと思うのだが・・・。いずれにせよ、私のような無名の人間は楽なんだとわかった。本を書いたりすると、書いたことにそれなりに責任が生じてくるといことなのだろうな・・・。
 まとまらない感想を書いた。中野信子さんの名前は忘れないだろう。

 本日は、昼前から秦野市カルチャーセンター(’総合体育館)の会員登録に行って来た。