TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

染井吉野桜が満開の東大病院を受診した日に、『ペルソナ』(中野信子、講談社現代新書、2020年)を読んでいた

 天気予報通りに天候が推移した。午後からは雨になるとの予報通り午後から雨になった。午前8時2分に自宅を出て小走りではるひ野駅に行き8時9分の新百合ヶ丘行きに乗れた。8時19分に栗平駅から通勤急行新宿行きに乗り換、順調に推移して8時22分頃には東大病院に着いた。受付表の時間は8時26分であった。本日は先週3月29日に受けた腹部MRI、腹部超音波、血液検査の結果を踏まえて二人(肝臓内科、胆膵内科)の主治医との面談が目的であった。肝臓内科(中塚琢磨先生)が9時30分、胆膵内科(浜田毅先生)が10時であった。両受診共に前回と大きな変化はなくて継続フォローとなった。贅沢な医療費の行使である。 以下に結果を記録と記憶のために書いておきたい。

▶血液検査結果(3月29日採血)
AST 23、ALT 16、γGTP 22
CA19-9 11
白血球 3.1、赤血球  418 , 血小板 17.2 
グルコース(Glu) 175 
HbA1c 7.2

(注)前日(3月28日)に受けた(新百合総合病院糖尿病代謝内科)結果と大差はない(当然ながら)。肝臓関係の数値をみると基準値以内で推移している。白血球、白血球が低いままだ。血小板が17万を超えたので基準値以内に入った。2018年3月にHCV(ウイルス)の排除に成功してから丸6年が経過した。私の肝臓は頑張ってくれている。お酒も楽しんでいる。去年10月4日、今年の1月20日と2回も酩酊事件を起こした。アルコールは脳をダメにする。私の肝臓は解毒作業に勤しんでくれている。
 糖尿病関連の数値をみると、やはり高血糖で「糖尿病」の範囲に入る。HbA1cがたった一日の違いで、7.3から7.2へと「0.1」ではあるが下がっている。不思議である。

▶腹部エコー検査

① 肝占拠性病変(著変なし)
➁ 胆嚢腺筋腫症
③ 胆嚢ポリープ
④ 膵嚢胞性病変(著変なし)
⑤ 右腎嚢胞
⑥ 左腎石灰化
⑦ 肝門部リンパ節腫大

(注)前回(半年前)と大きな変化はみられないとのことだ。肝臓の腫瘍の変化は何よりも超音波が発見率が高いとのことだ。このようにフォローして頂いて有難い。折角、HCVウイルス排除に成功したのだから肝臓がんは避けねばならない。肝臓さん働いてくれてありがとう。

▶ 腹部MRI検査
 ① 主膵管の横にある嚢胞もMRI検査で変化なしとの浜田先生の説明あり。
 ① 癌マーカーの CEACA19-9はいずれも正常値以内にある。

(注)腹部MRIの検査も変化なしあった。来年、4月9日(水)に次回の検査予約を行った。「診療明細書」をみると、MRI検査の折に服用する「ボースデル」という造影剤が「1,805点」と高い薬であるのをしった。3月29日の検査日が、7440円、本日(4月3日)の診断費が150円なので、合計で7590円であった。これが、2割負担なので、総額では37950円の医療費を使用したことになる。まさに私は医療費を十二分に使っているのだ。
 浜田先生の診察の折に50年前の27歳の8月、急性膵炎に罹患した経験をお話した。この時はアルコール性の急性膵炎であったのでいま存在する「膵嚢胞」とは関係ないでしょうとのことであった。思えば恥ずべき若き日の過ちであった。長女が新生児のときに私はこのような過ちで妻と妻の両親に多大な迷惑をかけたのであった。今もってその咎を責められるが、これは甘受しなくてはならない。
 本日の結果をみると神が私にもう少し生きて、ほかの誰かのために働け、そして書いて本を読めと言っているように考えられるのだった。
 さて、受診の前後に『ペルソナ』(中野信子講談社現代新書、2020年)を読んでいたので、少し感想を書いておきたい。読了せずに返却するかもしれないので。

 <また、『ホンマでっか⁉TV』の話になってしまうが、かつて、タレントの」指原莉乃さんが出演された回の収録でご一緒したことがあった。彼女はやっぱり言語の運用能力に非凡なものがあって、鳥肌が立つような思いがした。・・・・収録の場で、ある出演者から「好みのタイプは?」と聞かれて、彼女はなんと答えたか。普通の人なら返答に困ってしまう場面かもしれない。しかし、指原さんはにやるいと笑って、すかさず、「秘密を守る人」と答えたのだ。・・・・>

 中野信子さんという方はテレビにも出ているのらしい。「まつこでっらっくす」さんという女言葉の男性タレントさんとも共演したことがあり、その、当意即妙の受け答えに感心していることを述べていた。私はテレビのヴァラエティー番組を一切見ないのだが人間関係の駆け引きを覚えるので観ると役立つものらしい。こういう件を読むと、なんと私は会話によりる交流(コミュニケーション)能力に欠けているかと痛感する。

 中野さんは、「第2章 脳と人間について思うこと―災害と日本 2010年~2019年』で、「結婚するメリット」という項目で自分の夫の「中野圭さん」に言及している。中野信子さんは、急性は原信子さんという方らしい。自分についても赤裸々に語っているのだ。
 この本のタイトル「ペルソナ」は、ラテン語で「人格」という意味とのことだ。副題に「脳に潜む闇」とあるので、この本は中野信子さんが、自分について書いているのだ。返却期限が迫っているので、読了せずに返すかもしれない。中野さんの本は既にも一つ『脳の闇』(新潮選書、2023年)を借りているので、こちらを読みたいと思っている。こちらは「正義中毒」「健康という病」「女であるということ」とかの見出しがあるので、基本的には同じテーマのようだ。頭のいい人はたくさん本を書くのだね。