TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

「京アニメ事件から5年」~あれから5年がたったのだ ~私たちは何を学べるのか?

 本日は所属している地元の「楽さんかい」で横浜のキリンビール工場の見学会の日であった。日程的には空いていたが明日は「合気道秦野稽古」の日なので参加しなかった。酷暑の日であったので家で過ごしていた。

 さて、「つくり上げた つくり続ける」の見出しで、「京アニメ事件から5年」の記事が朝日新聞朝刊に載っていた。「京都アニメの放火事件」は2019年7月18日に起きたのだ。あの頃は新型コロナウイルス蔓延が未だ始まっておらず、私は日本ペンクラブの電子文藝館の会合に参加していたと思う。

 <36人が亡くなり、32人が重軽傷を負った京都アニメーションの放火殺人事件は7月18日で5年となり、現場の第一スタジオ跡地(京都市伏見区)で追悼式がたあった。遺族やスタッフら約140人が亡き人のために祈り、作品を続けることを誓った。>

<コメント>
 なんでこんな事件を起こしてしまったのだろうか。最近の痛ましい事件に接するたびに暗澹とした気持ちになる。最近も、まだ若い父親、離婚して三日後の元夫が(まだ同居していた)元妻を殺して、さらに三人の子どもたちも殺して、家に火をつけて自らも死のうとしたが生き残った事件が起こった。妻を殺してしまったので、父親が殺人者となった子どもたちを残しておくのが不憫に思い、子どもも殺してしまった、と父親が述べた。そして、生き残ってしまい、どうなるのだろう。人間のどうしようもない闇をみる。

 <(京アニ事件)今年の1月の一審・京都地裁の栽培員裁判で死刑判決を受けた青葉真司被告(46)は、大阪高裁に控訴し、現在は大阪拘置所に拘留されている。(記者の面会に際して)自身の境遇は「今となっては、言い訳に過ぎない」とし、「事件を後の教訓にしてほしい」「発信したいから控訴する」と説明した、んだという。

 最後に今日の気になる本を書いておく。

(1)『うつを生きるー精神科医と患者の対話』(ハーバード大学医学部凖教授 内田舞・イエール大学名誉教 浜田宏一、文春新書、1078円)
 どちらが患者で、どちらが医師なのか?

(2)『藤原正彦の代表的日本人』(藤原正彦、文春新書、990円)
 藤原さんの日本人論の切り口は読んでみたい。女性についてのコメントはいただけない。この方は実に才能があるが、また「親ガチャ」に恵まれた人だと思う。新田次郎と作家の母を持った数学者なんだから。羨ましいほどだ。