本日(2024年12月17日)、高崎高校同窓会報(2024 NO.58 )が届いた。同じ日の朝日新聞夕刊に「亡夫と前妻の手紙開いた」という大見出しの記事が載っていた。読んでみた。
<「岸辺のアルバム」などを手がけた大物テレビプロデューサーが2020年3月28日、死去した。82歳だった。神奈川県湯河原町の自宅で遺品整理をしていた妻は封筒の束を見つける。夫が前妻と交わした手紙だった。読みたい、いや読んではいけない。迷う妻はがんを患っていた。思い悩んだ末、手紙を手に取った。>
この手紙の「夫」とは堀川とんこう(本名・敦厚)さんのことだ。手紙が見つかったのは、肺がんで死去後、4回目となる昨年の秋のことだという。とんこうさんが、てがけたドラマの人一つに、山田太一脚本の「岸辺のアルバム」(1977年)がある。このドラマって、例の多摩川沿いの狛江の住宅が台風で増水した水に流されたあの風景に基づいたものだった。1971年から東京に住んでいた私はあのひのことを憶えている。
続く