TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

『世界を大きく変えた20のワクチン』(齋藤勝裕)という本を見つけた

『世界を大きく変えた20のワクチン』(齋藤勝裕)という本を見つけたので稲城図書館から借りてきた。著者の齋藤さんは、東北大学理学部主審の有機化学、物理化学、光科学、超分子化学の専門家だ。
 中身は、(1)ワクチンとは、(2)ワクチンと免疫、(3)ワクチンの種類、(4)ワクチンの作り方、(5)新型コロナウイルスとウイルス感染症、(6)新型コロナウイルスとワクチン、(7)生ワクチンが抑え込んだ病気とその症状、(8)不活化ワクチンが抑え込んだ病気とその症状、(9)そのほかのワクチンが抑え込んだ病気とその症状、(10)ワクチンがもたらす未来、という10項目で纏められている。

 今から読んで、感想を書く。この本の目次の前に、新型コロナウイルスの種類とタイプが一覧に示されていた。この一覧で、中国のワクチンが、「不活化タイプ」と初めて知った。不活化というと、これまでの旧いタイプのワクチンと同じだと思う。どうして、中国はこんなに早く、「不活化ワクチン」を作ることがでいたのだろうか。日本で承認されている、ファイザーとモデルナのワクチンは、mRNAワクチンなので、いわば遺伝子工学ワクチンと言えるのではないだろうか。アストラゼネカのワクチンは、ウイルスベクタータイプなので、これも新型ワクチンには違いない。

新型コロナウイルスの種類■
・mRNA:ウイルスの遺伝子情報を投与。体内でmRNA1を介して抗原を活元させたワクチン。⇒ファイザー、モデルナ。
・ウイルスベクター:別のウイルスに新型コロナウイルスの遺伝子を投与して免疫反応をうながしたワクチン。⇒アストラゼネカ、ジョンソン&ジョンソン。
・不活化:ウイルスの病原性をなくした(不活化)従来型のワクチン。⇒シノバック、シノファーム。
・組み換えタンパク:抗原タンパク質を遺伝子組み換え技術で作成したワクチン。⇒ノババック。
・DNA:ウイルスの遺伝子情報の一部を複製して免疫をつけたワクチン。

抗体カクテル「50万回分調達」菅氏 ネットで

 抗体カクテル「50万回分調達」菅氏 ネットで、という見出しの記事が朝日新聞朝刊(2021年10月15日)に出ていた。先に菅さんが総裁選に出馬しない旨を述べた時に、「新型コロナウイルス感染防止対策」に専念したいので辞めるとの記者会見の発言が奇異に感じた。時の総理だから、国の舵取りとして新型コロナウイルスの感染拡大の防止ににも対応できるのであると思った。総理をやめたら新内閣には関わらないから、ましてや新型コロナウイルス対策にも専念も何もできないではないかと思った。そこにきて標題のニュースは興味深い。概要を書いおきたい。

新型コロナウイルス感染症の抗体カクテル療法「ロナプリーブ」について、菅義偉前主首相は10月12日に出演したインターネット番組みで、1回当たり31万円で50万回分を調達したと明らかにした。政府はこれまで購入先の中外製薬との契約を理由に購入価格や数量を公表していない。>

 そうだとすると、何で辞めた元総理が公表するのだろう?
 発症から7日以内の軽症患者や酸素投与が必要ない中等症Ⅰの患者が対象となる点滴薬「ロナプリーブ」は政府が買い上げ利用者の自己負担はないんだという。

「アウシュヴィッツ・レポ―ト」(映画)を見てきた

「映画っていいですね!さいなら、さいなら」で有名になったのは、映画評論家の淀川長春さんだ。淀川さんが、ずいぶん昔に「朝日賞」を貰った折に、医学関係の朝日賞の取材に行って、同時に受賞した淀川さんを、受賞式で、近くでお見かけした。それはともかく1年振りくらいに映画を見てきた。「アウシュヴィッツ・レポ―ト」という渋い映画である。粗筋はこうだ。
 1944年4月。ポーランド南部のアウシュヴィッツ=ビルケナウ収容所から脱走した、二人のユダヤスロバキア人がいた。遺体の記録係だった彼らによる殺害されたユダヤ人の克明な記録は、アウシュヴィッツの実態を初めて世界に送り届けた。その迫真の脱走劇を描く。

 アウシュヴィッツには、2010年頃に、ポーランド旅行に行った折に偶然に行った。行こうと思ったのではなくて、クラコフにいったら、そこから1時間ちょっとで「アウシュヴィッツ」があったのだ。実際に見たことがあるので、ビルケナウの風景は映画を『見るまでもなく、その通りなのだと知っている。あのようなことが、実際にあったのだということを忘れてはならない。この映画の、原作はアメリアで本として出版されている。

 

 

 

「健康診断は受けない」ほうがいいのを「健康診断」を受けた

 1年振りに「健康診断」を受けた。各種の診断を受けるあいだに、和田秀樹さんの『六十代と何十代 心と体の整え方―良く生きるために読む高年世代の生活学」を読んでいて読み終えた。この本リクエストした時に、和田さんの本はもっと過激なことが書いてあるのではないかと予測していたが、まことに真っ当なことが書いていあったので驚いて感心して安心した。和田さんは1960年の大阪生まれなので、私より13歳下の精神科医だ。今は61歳だからまだ元気であろう。大阪の私立の有名な高校から東大医学部をでて、精神科医になった。老人医療が専門の浴風会病院(大友先生が院長をしていた)にいたこともあるらしい。この本の、組み立てを紹介しておこう。

 序章:人生百年と言うけれど
 第一章:高年世代よ、叛逆の旗を振れ
 第二章:老化と病気
 第三章:心の整え方
 第四章:体の整え方
 第五章:暮らしの中の知恵
 第六章: あとがきにかえて・あるがままに

 以上の章立てである。書いてあることは、至極まともである。気に入ったところを少し引用したい。欲望を肯定する。という小見出しがある。次のように書いていある。
「日本には、歳をとれば相応に枯れていき、悟りの境地に至ることを理想とする伝統があります。けれども、歳をとったからといって枯れる必要は全然ないと私は思っています。生きている間は懸命に生きようとする在り方、すなわち生命力自体に真の「美しさ:が宿ると考えているからです。」
 さらに、和田さんは「好色のすすめ」という見出しの項目も書いています。
 「ただ、日本ではいまだに性欲は下品な欲望、不道徳な意思といった空気があるように見受けられます。しかし、それは大きな心得違いです。性欲は人間にとって非常に重要な本能の一つです。」
 あたりまえと言えばあたりまえですが、精神科の医師にこう書いて貰うと、いつまでも煩悩(こういう言葉が不要なんですね)の消えない、凡夫の爺さんは納得して元気が出てきます。

 この本で少し納得の以下ない項目があります。この本を私は「定期健康診断」の待つあいだに読み終えました。
「健康診断は受けない」という項目がありました。和田んさんは有名な慶応の近藤誠さんと共著で「やってはいけない健康診断」(SB新書)を書いている。この本のなかで、近藤先生は「自分が研修時代に一生健診を受けないと思い定めたのは医学的理由からであり、健診を受けることによって病気になり寿命が縮まるわかったからだと述べられています。」と書いてあります。その理由は、胸部エックス線や、CT検査の被爆のほうが、発がん率に影響するからと言う理由です。
 そんなことを言ったって、定期検診を受けないとよくないといわれているではないか。新型コロナウイルス感染を予防するために、ここ1年は健診の率が減った。そのために、癌の発見が遅れてステージが進んでからの受診が増加したとのことがつい昨日も報道されていた。

 ともあれ、和田さんの本は読んでみて良い情報を与えてくれた。あるがままでいいのだ。肉を食べて、歩いて適度に飲んで爺さんになっても好色を恥じずにいるのが元気の日秘訣なのである。ピンピンコロリは急激なあので望ましいのはネンネンコロリなんだという。

出版健保における最後の健康診断を受けた

 物事には初めがあれば終わりがある。分かりきったことだが、20歳~30歳台の頃は毎日が精一杯で、このような生活がずうと続くような気がしていた。というより、その時々が大切で先のことは考えられなかった。たとえば、子どもを育てている時には、子どが風邪をひくやら、お腹をこわすやら泣くたら笑うやらそれがれで精一杯であった。齢が60歳をすぎてみると、幼い子どもを連れた若い親たちをみると、何でこどもが子どもを連れているんのだと思う。やはり、子どもをもつ親たちは若いのだ。人は、人でなくても生きものは、生まれ育ってきた時には、次世代の子どもを残して、直ぐに死の準備に勤しむのだろう。性欲は次世代を残す天然の営みなんだろう。
 さて、今日は所属している出版健康保険組合の最後の健康診断に行ってきた。後期高齢者(75歳)になると、これまでの社会保険(出版健康保険組合)から国民健康保険組合に移管となる。したがって、今回が出版健康保険くみあいにおける最後の健康診断であった。昨年は、新型コロナウイルス感染拡大予防のために都心に行くのが躊躇されたのでっ健康診断を取りやめた。
 今回、最後の健診を受けてた。思えば、1971(昭和46)年に、医学書院に入社して社会人となった。その時から、出版健康保険組合に加入して、健康診断の管理を受けてきた。今から思うと、文字通り社会人として、労働をする中で、健康管理についても恩恵を受けてきたのだ。1971~2021年dくぁから、まさに50年の歳月が経過した。
 今朝は、午前6時30分に起床して、洗面をすませて食事はせずに家を出た。7時7分のはるひ野駅発で新宿に向かった。7時15分に栗平で通勤急行で新宿に向かい、8時前には新宿に着いた。新宿で中央線でお茶の水に行き、御茶ノ水橋改札から出て、出版健保会館には、8時15分くらいに着いた。会館に着くと既に受け番号は14番であった。8時35分から、健診が始まり11時頃には終了した。新型コロナウイルス感染予防から受診者の数を制限していいるように見えた。採血、超音波、心電図、耳と目の検査と一連の検査を行った。腹部超音波の検査に時間がかかたので、その点が気になった。最後の、内科受診の折には、血液検査の結果がでていた。気になっていた、HbA1c 7.0 だった。前回、東大受診(10月5日)の7.3から少し下がっていた。AST,ALTは、26,13とのことだった。血小板は14.1で低い。白血球も少なかった。気になっていた、耳の聞こえも少し聞こえがわるい程度で済んだ。最後に、バリュウムを飲んで胃のレントゲンの撮影を行ったこの検査は本当にハードで高齢者には対応できないと感じた。

  終了後には、今回は、駿河台下にいった。スポーツ用品の石井で、山の杖の先端のカバーを購入(715円)した。そのあと。駿河台下のサイゼリアで朝食(800円)を食べた。

孫の七五三の祝いに思う

裸電球には手が届かなかったから
 零れてしまった油の一斗缶
 夕方に暗くなってしまって怖いから
 ・・・・・

 私の五歳の記憶の一コマである。私の育った家は古いあばら家であった。四人兄弟の末のこであった私は、その日、2歳上の姉と2人で留守番していた。夕方になって、家の中が暗くなってしまった。当時の家の電灯には壁面にスイッチがついているというのではなかった。部屋の真ん中に多分40ワットの裸電球がぶら下がっていた。電気を付けたいのだが背が届かない。そこで、近くにあった菜種油を入れた一斗缶に乗って手を裸電球にむけて伸ばした。その時にバランスを崩して、倒れおちて一斗缶が倒れてしまった。蓋が緩んでいのだろう。一斗缶方脂が零れてしまった。
 この光景が実際にあったことなのか、どうなのか今となってはよく分からない。いずれにせよ、私の五歳の記憶は遥かの彼方だ・・・。

 今日は、三女の長男の5歳の祝いの日であった。和服を着て袴をはいて、家族みんなで成長の喜びをわかちあった。74歳の爺が五歳の時には決して経験できないことだった。

 まずは、めでたい。大きく成長して生きて行って欲しい。

新型コロナウイルスワクチン接種3回目も全額公費で―12月にも開始と岸田首相

新型コロナウイルスワクチン接種3回目も全額公費で―12月にも開始と岸田首相」という記事が出ていた(2021年10月13日、朝日新聞)。記憶と記録のために紹介しておきたい。
 10月12日午後の、衆議院本会議で「3回目の接種も全額公費で負担で行うと」答弁した。免疫を高めるための3回目の接種は、「ブースター接種」と呼ばれる。接種間隔は、2回目接種からおおむね8カ月以上としている。早ければ、3~4月に2回目の接種を受けた医療従事者から始めるようだ。