TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

医療講演会「肝臓が悪いと言われたら・・・脂肪肝・肝硬変・肝臓がん予防と最新治療」に参加した

 町田肝臓友の会の主催による医療講演会「肝臓が悪いと言われたら・・・脂肪肝・肝硬変・肝臓がん予防と最新治療」に今年も参加してきた。例年10月のこの時期に開催されるので今年の予定は町田肝臓友の会のホームページで調べて参加を予定していた。折も折に、「町田肝友会」から機関誌「かんぞう」」(開催案内)を送ってくださった。
 思えば2年前の2017年10月の講演会で加藤直也先生(千葉大教授)の講演で、C型肝炎の最新治療薬マヴィレットを知って、直後の東大受診で主治医と相談して2017年12月にマヴィレットの治療に挑戦した。この時から丁度2年が経過した。この2年間のめまぐるしい日々については「私のC型肝炎物語」に詳述してきた。その記録はこのブログで継続している。2017年12月にマヴィレット治療を決めてから医療費助成の申請等で時間を要して服薬までに3か月を要した。2018年3月1日から服薬を開始して12週後の2018年5月23日に終了した。服薬開始の4週間後にはウイルスRNA-HCV
PCR検査で「ケンシュツセズ」との結果がでた。以後、1年7カ月の間ウイルスは排除されている。しかし、肝臓の固さ(線維化)の指標である血小板(PLT)の数値は肝硬変に近い12~15位を推移している。このことがどうしても気になっていた。本日の講演会の最後に、質問用紙に明記して質問した。加藤先生のお応えはつぎのようであった。「PLTの数値は直ぐには改善されない。血圧と同じで変化する。増えることもあるが減ることもある。そんなに一喜一憂する必要はない。肝臓は年月をかけて線維化してので元に戻るにも年月がかかる。」これを聞いて少しではあるが心強く感じた。たとえウイルスが排除されても肝癌のリスクは確実に減るがゼロにはならない。これからが肝臓友の会に入って、肝臓のケアに関する情報を得ていくべきと言われた。
 
本日の加藤先生の講演内容はウイルス肝炎脂肪肝から肝がんの治療まで広範にわたった。今回はウイルス肝炎よりも、原発性胆汁性胆管炎、自己免疫性肝炎の治療の方に重点があった印象だった。